右京区Y邸(旧I邸)改築工事一覧

京都市右京区「嵯峨の家・Y邸(旧I邸)改築工事」瓦葺屋根の補修工事

建物

京都市右京区「嵯峨の家・Y邸(旧I邸)改築工事」

瓦葺屋根部分の改修工事が行われています

嵯峨の家は、江戸時代から住み継がれる過程で、改築、増築した部分があり新旧入り混じった建物となっています。

今回の工事では、改修の痕跡を調査し、建物元の姿の復元をするべく進めています。

建物の歴史を残していけるよう、改修で全ての材を新しくするのではなく、
極力使える材は再利用し(1本でも2本でも残して)前の痕跡(工事履歴が分かるよう)を残すようにしています。

例えば、屋根の垂木部分では、力のかからない場所に丸太材を再利用し前の工事の痕跡を残すようにしています
垂木

垂木、野地板も使用できる部分は残しています
垂木

既存野地が杉皮の部分には、今回の工事においても新しい杉皮で葺き直しています
杉皮

京都市右京区「嵯峨の家・Y邸(旧I邸)改築工事」

京都市右京区「嵯峨の家・Y邸(旧I邸)改築工事」
旧I家は江戸時代に建てられた摂丹型の伝統民家です。
ダイドコロニワの土間には七つカマドをもつ建物で京都市景観重要建造物指定がされています。
昨年の台風被害で茅葺屋根の補修が必要となり、これを機に耐震補強等も行うことになりました。
長年住み継がれる過程で、増築や、改築をしている部分があり、これを復元し、なるべく当時の姿に戻すのもリノベーション工事の目的です。
今回は既存の建物の様子を一部ご紹介します。

母屋に入る前には瓦葺の薬医門がある
塀は瓦葺の土塀、外面は白漆喰塗
奥に見える高い屋根が母屋の茅葺
薬医門

江戸時代からの茅葺屋根
庇部分は瓦葺になっている
幅2間の玄関
玄関式台

杉皮が使われている野地部分
野地

ダイドコロニワの七つカマド
最も大きなカマドは正月の餅つきの際に使われていた
七ツ釜2

玄関土間
玄関庭

座敷
座敷