中京区M邸
- 特徴
- 築39年の鉄骨造3階建ての元店舗として使われていた建物を今回あらたに住宅としてリノベーションしました。無機質なテナントビルが木に包まれた暖かい空間に生まれかわりました。意匠的、機能性の向上と同時に、断熱改修と日射対策を行い、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように考えられています。断熱改修としては、既存の窓にインナーサッシのペアガラスを取り付けています。元は断熱材が入っていない建物でしたが、壁全体に断熱材を充填しています。内装の木部には様々な国産材(スギ、ヒノキ、ナラ、カバ、トチ)を使用しています。リビング部分造作家具はヒノキの集成材を使って、キッチン、ダイニングテーブル、ライティングデスク、ベンチ、ローボードと一続きの家具として、LDKの大空間に合わせてデザインされています
- 構造
- 鉄骨造3F建て
- 種別
- リノベーション
- 場所
- 京都市中京区
- 設計
- A.C.E.波多野一級建築士事務所
- 竣工
- 平成29年
- 延床面積
- 163.63㎡
京都市右京区O邸
- 特徴
- 周囲の緑に溶け込みながらも風合いのある外観。城郭を思わせる白と黒の配色の建物が完成しました。外壁はシックイと杉板で仕上げ、屋根は日本瓦(いぶし銀)です。下屋の軒は一文字瓦葺き。玄関の大きな木製格子戸を開けると、リビングの大空間が広がります。化粧梁とスチール製の階段が、迫力のある空間を作り出しています。内装床材は主にウォールナットフローリング、壁はシックイ塗りです。施主様支給の古材や陶器、施主様自ら手作りのステンドグラス等物語のある素材と造作の家具や無垢材のテーブル、年代物の家具等、施主様の好みが活かされた建物に仕上がっています。
- 構造
- 木造2階
- 種別
- 新築
- 場所
- 京都市右京区
- 設計
- 楠本菊實/ケイズ・アーキテクツ 一級建築士事務所
- 竣工
- 平成29年
- 延床面積
- 97.65㎡
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宮川町の京町家
- 特徴
- 元お茶屋さんの京町家をリノベーションしました。天井等一部は既存のままですが、全体的に解体し水回りは新設しています。京町家の枠が丸窓、下地窓や欄間の竹飾り、床柱や栃の縮み杢をもつ地板、襖柄等各和室の随所に見られ、全体的に遊び心のある設えとなっています。これらの特徴や良さを活かして、内装とくに左官の聚楽壁を塗り替えて、京町家の雰囲気に合うよう建具は古建具や木建具を使用しています。又、お施主様のご要望で、玄関下駄箱の天板や和室の飾板には新しく桜の天板やケヤキの天板等の無垢材を使って京町家のリノベーション工事を完成しました。通りの風情にもなっていた古い建物が、新しくよみがえったと近隣の方からも喜ばれています。
- 構造
- 木造2階
- 種別
- リノベーション
- 場所
- 京都市東山区
- 設計
- 株式会社 クカニア
- 竣工
- 平成29年
- 延床面積
- 96.93㎡
京北o邸
- 特徴
- 京都市京北の平屋の民家のリノベーションです。既存の広い和室と縁側はそのままで、新しく栗のフローリングを使用したLDKに内装をかえ、サンルーム、浴室を増築しました。確認申請の提出が義務化される前の建物のため構造補強とまた冬も夏も快適に住まえるように断熱改修をしました。LDKの真ん中に置かれた薪ストーブは撒きが簡単に手に入る京北ではとても重宝されます。お施主様がお持ちの銘木と北山丸太をふんだんに使い木に包まれたリノベーションとなりました。
- 構造
- 木造平屋建て
- 種別
- リノベーション
- 場所
- 京都市右京区
- 設計
- KS(ケイズ)設計室
- 竣工
- 平成28年
- 延床面積
- 141.30㎡
S館アプローチ改修工事
- 特徴
- とある離れへのアプローチの改修工事です。
- 場所
- 京都市
- 設計
- 空間工房 用舎行蔵 一級建築士事務所
- 竣工
- 平成28年
- 施工面積
- 約80㎡