古材地松を再利用したカウンター
- 特徴
- 前に住まれていた建物の床の地松板を、カウンターに加工し直して使っています。経年変化で詫びた地松板には、建物と家族の歴史が詰まっています。この地松板を新しい建物のどこかに使いたいとの住まい手さまの希望により、新たにカウンターとして再利用することになりました。地松板は大工が事前に再利用できるように取り外し、倉庫保管し再加工しています。
桜材の八角柱
- 特徴
- リビングの中心に本ザクラを大工の刻みで八角に加工して使いました。
この柱は化粧柱ですが、構造柱にもなっています。
桜の持つ色艶が良い風情で、程よい存在感を出しています。
本ザクラの柱は仕上げが8寸なので、加工前は1尺以上の角材を使用しています。
和の玄関~化粧柱と落とし掛け~
- 特徴
- 和の設えを大切に造った玄関です。
垂れ壁に皮つき櫻材を使い、下駄箱の壁止りの柱には、
シデの木を使っています。
広い玄関に樹種の異なる無垢の丸太の材を取り入れました。
下駄箱天板は、松の無垢板を使用しています。
こども園の木の塀 ~ヤマケン木の塀~
- 特徴
- 京都市右京区にある「こども園ゆりかご」園庭を囲む木の塀です。
元々あったブロック塀を取り払い、京都府内産の木材を使用し製作しました。
柱には桧の角材、木の塀の板には厚みが35ミリある杉の足場板を使用しています。
塀の一部に子供たちの卒園製作として、絵を描いた様々な形の木片を貼り付けました。
地域の木材を使い、暖かみのある木の塀になりました。
こちらの木の塀は、平成30年度林野庁などが実施した「外構部の木質化(木塀・木柵)の支援事業」の助成金に対応しています。
ヤマケン木の塀の詳細はこちらです
- 場所
- 京都市右京区
- 設計
- 高橋勝、杉江崇、橋本華名
- 竣工
- 令和2年1月
バスの駅~京都市域産材を使った市バスのバス停~(バス停工事)
- 特徴
- 京都市域産材を使用した京都市バスのバスの駅です。南太秦駅には北山丸太を使用し清水道は関西初の京都府内産材をCLT加工されたパネルが使用されています。京都市右京区役所内1階ロビーのバス待合は雲形ベンチの背もたれに北山丸太垂木を使用してます。
- 構造
- 木造
- 場所
- 京都市内各所
- 竣工
- H26年(南太秦、清水道)H27年(京都市右京区役所)