誠に勝手ながら、弊社の年末年始休業日を下記のとおりとさせていただきます。
<年末年始休業日期間>
2017年12月29 日(金)~2018年1月4日(木)
2018年1月5日(金)より、通常業務を開始します。
休業中のお問い合せにつきましては、2018年1月5日(金)以降に対応させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞ、ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。
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2017年12月29 日(金)~2018年1月4日(木)
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ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞ、ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。
先日、木造住宅のリノベーション工事が完了し、引き渡しをさせていただきました。
建物は築約50年。お施主様のご両親が生活していた大切なお住まいを
住み継がれていくため、工事を行なわれました。
断熱材が入っていた箇所もあったのですが気密などがほとんどなく冬はとても寒く、夏はとても暑いとおしゃっていたので
今回新たに改修させれいただいたお部屋の外壁部、天井裏には断熱材を充填し、窓はインナーサッシと新設したサッシはLow-eペアガラスの樹脂アルミの混合サッシにしました。
以前は聚楽壁で畳みの和室だった2階は杉の床に壁はタナクリーという漆喰の塗り壁で仕上げました。
なるべく自然素材でというご要望だったので可能なところは自然素材を使用しました。
こちらは前回のブログで素材を紹介させていただいてます。ご参考になさって下さい。⇒住まいと自然素材

写真はお父様が使っていた文机です。
今回の工事の際に大工さんが削って、塗装を施し、テーブルに生まれ変わりました。
世代を超え大切な物を使い続けていく。
こういった想いを仕事する仲間と共有し、家づくりをしていきたいと改めて感じました。
無垢の木を使って作りあげられた木の住まい。
そんな木の家には、やはり工業製品のようなものではなく、手造り感のあるものが似あいます。
例えば栗の無垢のフローリングの上におかれたテーブルを考えてみてください。
プラスチックのような無機質なテーブル等を置いてしまうと、どうしてもそこだけ浮いてしまいます。
その家のために作られたニッチや木棚等木のアクセサリーは、とても良く似合います。
テーブルやベンチ、椅子、カウンターなどは大工さんにお願いして作ってもらう事ができますが、時計やその他ちょっとしたアクセサリーも
家の雰囲気に合わせたものを選び飾れば木の住まいも上質なものになるでしょう。
無垢の木で作られたテーブルやカウンターなどは目で見て楽しみ、木の肌の触感や木の良い香りが家族を包んでくれます。
木の温もりあるインテリアは本当に良いものです。
特に無垢の木で作れば、年月とともに表情も変わっていくので、変化を楽しむインテリアとなるに違いありません。
無垢の木のテーブルカウンター、ベンチ、長椅子、上框やニッチ板は、家族が毎日触れるものです。
さわり心地の良い無垢の木で作り上げられたそれらは、この先何年、何十年と家族をやさしく見守ってくれるでしょう。
既製品とは違うため、無垢の木で作り上げる家具はコスト的に少々高いですが、耐久性に優れていることや末長く使用できる事を考えれば安いのではないかと思います。
最近人気が高まりつつあるのが、まきストーブやステンドグラス、ロートアイアンなど手造りのものです。
手造りの物は、既製品のものに比べ、表情が柔らかく、家の雰囲気を格別なものにします。
雰囲気のあるまきストーブのある家、とても温かいイメージです。
まきストーブは柔らかな暖かさがあり、鍋をおいて料理をつくるのも一興です。
ステンドグラスは柔らかで美しい光を演出してくれます。
ステンドグラスづくりを習って自身で作られ、住まいの中にはめ込んで楽しまれる方も少なくありません。
ロートアイアンはどこか大正モダンな雰囲気を演出してくれるので、幅広い世代に人気です。
元は洋物ですが、和モダンな家にもおすすめです。
これから家作りをされる方は是非こういった手造りの物を取り入れてみてはいかがでしょうか。
家を建てるのは大工さんかもしれませんが、家族がくつろげる空間を作り上げるのは住まい手です。
住まい手の考え方やライフスタイルが住まいを形づくります。
人はそれぞれ家に対する考え方を持ち、ライフスタイルをもっています。
家族構成も違いますし、それぞれの住まい手の想いやライフスタイル、それらに合わせた家具や小物、趣味をいかしたものを取り入れることで、個性ある住まい、快適な住まいが完成するのではないでしょうか。
「ゴロンボ」という言葉を聞いたことはありますか。
ゴロンボとは、丸太状の松材の両側を切り落とし太鼓のように加工したもので、太鼓梁と呼ばれています。
屋根の荷重を支える構造の役目を持つ梁の事です。
町家や民家の小屋裏にはその松材の太鼓梁があります。
伝統型住宅はゴロンボが大きな意味を持っています。
家の屋根や棟を支える梁。民家で使われる牛梁といわれる梁もその用途で使われています。
それらは建物の構造耐久力や、そして建物が持つ構造の美つくしさを表しています。
意匠的にも曲がって太く存在感のある松丸太は、自然と力強さをあらわす住まいの中の構造美の一つでしょう。
天井が吹き抜けになっている町家や民家を見上げると、太い太鼓梁を確認することができます。
京町家の場合は火袋には化粧梁としてごろんぼが見受けられますが、部屋の小屋裏にも天井が貼られているので見えないのですが、数本のゴロンボが使われています。
伝統型住宅の小屋裏はとても魅力的です。
小屋裏には何があるのか。
それは水平のゴロンボ(松材の太鼓梁)と、それらを繋ぐ母屋や垂直に建つ束、そして屋根の形に相似する勾配天井です。
屋根を支える小屋裏の梁の架構が、建物の構造を表すものとしてそこに隠れています。
リノベーションされた京町家では、あえて天井を解体し、その建物の構造を表す小屋裏と配天井を見せることを選択されているところが多いです。
天井をめくり、小屋裏を見せることで、天井が高くなり、開放的な空間が完成します。
その開放的な勾配天井の空間にゴロンボは、現在では和のシンボルとして勾配天井の拡がった空間の中で一段と存在感を増しています。
今ではインテリアの一つの大きな要素として和風モダンな雰囲気を醸し出してくれます。
新たに建てられる家にも太鼓梁が人気となっていますが、そこでは新しい材だけではなく古材も使用されています。
京町家でも、このように、小屋裏をあえて見せるリノベーションがなされています。
それらは、京町家に隠されていた建物の構造の美しさを表に出す絶好の機会となります。
古さと新しさを混合した京町家や古民家のリノベーション。
それらの場所でゴロンボが圧倒的な存在感を示しています。