文化財マネージャー(ヘリテージマネージャー)とは

京都には世界遺産や日本の文化遺産に指定されている、歴史的建造物が数多く点在しています。
街並みそのものが歴史的である場所も数多く残っていることから、『古都』と表現されることの多い地域です。
現在、日本の首都は東京ですが、794年から明治初期までは現在の京都「平安京」が首都でした。
そのことから、非常に歴史ある地であることが分かると思います。
そんな京都に残されている、日本の財産とも言える数々の歴史的建造物を保存・活用し後世に伝えるためには『人の力』が必要です。
しかも、建物に詳しく豊富な知識を持った人材でなければなりません。
そこで京都市では『文化財マネージャー(ヘリテージマネージャー)』制度が開始されました。

文化財マネージャー制度とは、価値のある歴史的建造物を守るために専門性の高い人材を育成する制度です。
定期的に文化財マネージャー育成講座を開催し、全講座を終了した受講生のうち、文化財マネージャーとして活動することを希望する方のみ、京都文化財マネージャーとして登録しています。
専門知識が必要になるため、全講座を受講することが条件です。

この文化財マネージャー制度は京都だけでなく、さまざまな地域で導入されています。
ヘリテージマネージャーとも呼ばれており、主旨は京都の文化財マネージャー制度と同じです。
全国各地には数多くの歴史的建造物が残されています。
日本らしい、そして日本の歴史を感じられる建物を失わないために、各地でさまざまな取り組みがおこなわれています。
京都はその中でも特に数が多いのですが、他にも『古都』と呼ばれている地域はあります。
そんな古都と呼ばれる地域には、さまざまな歴史的建造物が現存しており、各地域で後世に伝える取り組みがおこなわれています。

私も京都文化財マネージャーとして登録しています。
古くて価値のあるものを子や孫に伝えてゆくこと、そして幾代にも継がれるような家を建てて生活することが真の豊かさだと考えております。
古い物を大切にしてこそ豊かな心が育ってゆく、そして古さが新しい価値を持つ物だと思います。
時を経て住む人と共に歴史が造られる、そんな家作り、建物作りを目指しています。
当社では古い建物が持つ価値をいかしたリノベーションも提案しています。
歴史的建造物や京町家等、それらを取巻く京の文化が外国人も含めた数多くの人たちに支持されるのでしょう。