住まいとDIY

住まいをDIYされる方が増えてきています

現在の住まいを綺麗にしたい、リフォームしたい、と考えている方は少なくありません。
しかし業者に依頼するとそれなりの費用がかなりかかりますし、また、その工事自体を家族や知人たちで一緒にやってみたいと思われる方が増えてきています。
芸能人たちがいとも簡単に簡単な家具や塗装、クロス張りなどもやってのけているというようなTV番組も見受けられます。
そのような中で挑戦してみたいのが、「住まいのDIY」です。

最近になって住まいをDIYする方が増えたと同時に、ホームセンターなどでも専用のコーナーが出来ていて、あらゆる素材がそこで購入できます。
釘やビス、金物から始まって工具類、ベニヤ類、木材、設備機器用品等が棚に置かれています。海外では、プロの施工者もホームセンターへ出向いて資材を購入しています。
(海外のホームセンターでは、日本でいう問屋、小売店の販売機能をホームセンターが担っています。また、置かれている商材が数多く値段もプロやアマの区別なく販売されています。)

ただ、DIYと言うと「お父さんの日曜大工」とのイメージが強いのですが、ここでのDIYは少し意味が違います。
住まいと暮らしをより良いものにするために、自らの手で家族みんなの快適な空間を造ることを指しています。
インターネット通販でも住まい造りに使える材料などが販売されているので、気軽にできるのも魅力です。

住まいのDIYでできること

自らの手で住まいの快適な空間を造るとは言っても、簡単なことばかりではありません。
簡単なDIYに慣れてはまりだすと、趣味として難しいことにもチャレンジしたくなるはずです。
ここでは住まいのDIYでできることを幾つか紹介したいと思います。

・壁塗り・外壁塗装・屋根塗装など

壁や外壁、屋根の塗装は基本的に業者に依頼するものですが、自分でできないものでもありません。
ホームセンターや塗料屋さんに行けば、住宅専用の塗料が販売されているので、それとローラーや刷毛を購入すれば自分でもできます。
自分好みの色に塗り替えるのは大変ですが、やってみるととても楽しいものです。
床のフローリングの塗装のメンテナンスとしてもワックスがけ等も意外と簡単です。
これらをやる事により現在のお住まいをきれいにして、長持ちさせる事にもつながります。

・クロス貼り

部屋のクロス貼りは全体を施すとなると大変ですが、部分的なものであれば比較的簡単にできるものです。
クロスで一番汚れているのが、手が届く位置かと思います。
その部分を好みのクロスで貼れば、以前とは印象の違う部屋になります。

DIYの利点は

DIYの大きな利点は「材料費だけで済む」ことですが、他にも色々な利点があります。
まずは「住まいへの愛着」です。
職人さんに依頼してリフォームしてもらうよりも、自分で綺麗にした家にはとても愛着が湧くものです。
自分だけのオリジナルが作れるので個性的な空間になります。
自分好みの部屋は間違いなく癒しの空間になるに違いありません。

そして「家族の絆が高まる」ことです。
家族みんなで一つのことに向かって取り組むことは、何より家族の絆を高めることになります。
家族みんなが力を合わせて創り上げた空間は家族のみなさんにとっても素晴らしいものになるでしょう。

住まいの手入れと寿命について

住まいは定期的にお手入れをしなければ、どんどん劣化が進みます。
大切な住まいを長持ちさせたいのであれば、きちんとお手入れをしなくてはなりません。
住宅は住み方で、その寿命が大きく異なります。

日本には木造住宅が多く、湿度の高い日本の気候では外部の木部等が劣化し、傷みが進行します。
その木部の部分においても定期的な塗装を施してあげれば、木の寿命を延ばせます。
最初から室内や床下の湿気を防げるような工夫をして住宅を建てると良いのですが、そうでない場合は定期的に点検して手入れすることで長持住宅になるでしょう。
お手入れの目安として以下を参考にして下さい。

■外壁塗装:10~15年毎
■屋根塗装:10年毎
■壁紙張替え:10年~15年毎

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最終更新日:2021年10月12日投稿日:2021年10月19日