古材文化の会

古材文化の会とは

日本の伝統建築と言えば「木造建築」です。
が、最近では建物の用途も多様化するとともに大型化しています.それに伴い木造建物が徐々に減りつつRC造や鉄骨造が増えてきています。
その様な時勢の中で、日本伝統の木造建築文化を守り資源と共存する持続可能な社会の実現に向けて活動しているのが『古材文化の会』です。
以前は「特定非営利活動法人 古材バンクの会」として活動していましたが、平成17年10月に「特定非営利活動法人 古材文化の会」に名称が変わりました。
古材バンクという名であった当初は、壊される運命にある古い建物を残す、もしくはその建物に使われている古材や部材、古建具や古い梁、地板等を使うという活動をしていました。
しかし、材料を残るだけでなく、古い建物を価値を見出して残すという本来の目的に沿うように古材文化の会という名称に変更されました。

弊社の竹内も古材文化の会に入会しており、その活動のお手伝いをさせて頂いています。
その一例を挙げると「京都の財産である京町家の存続」です。
昨年、古い京町家の建物が土地と共に売りに出されていました。
通常であれば、建物は解体され土地のみで売買されてしまいます。
しかし売り主のご希望は「思い出のあるこの建物が無くなるのは忍びなく、このままで買ってもらえる方に譲りたい」ということでした。
そういった相談が古材文化の会に入り、弊社のお客様をご紹介し改修して住み継がれる形となったのです。
古材文化の会の会員である私たちは、これからもこのような活動を続けて行きたいと考えております。

現在の活動内容

古材文化の会の現在の主な活動内容は「京都という文化財や価値のある古い建物の多い都市でこれらを健全な形で残すこと」です。
京都には数多くの文化財やそれらに類する古い建築物が残されています。
それを健全な形で後世にまで残すことが重要と考え活動を行っています。

京町家をはじめ、京都のさまざまな文化財や古い価値ある建物を見極めて、それらを健全な形で残すための提案活用、承継相談、そして文化財への登録調査、図面化、行政への届出などの業務をおこなっています。

ヘリテージマネジャー

「ヘリテージマネジャー」とは、歴史的建造物の修理技術や活用手法、歴史文化遺産を活かしたまちづくりを目的に活動する人のことです。
「ヘリテージ」は遺産、「マネジャー」はやりくりする者との意味でその名がつけられました。
『古材文化の会』では、このヘリテージマネジャーの研修を主催し、これまでに数多くのヘリテージマネジャーを輩出しています。
当社の代表もヘリテージマネジャーの資格を取得して登録し、京都の歴史的建造物を守るために活動しています。

伝統的建物を一般市民にPR

古材文化の会では、京町家をはじめ、古い古民家など歴史的建造物の保全、活用するためにどうするかという事を考え検討し実践しています。
京都には数多くの古い価値ある建物が残されており、それら建物の再発見や認定(京都を彩る建物や庭園)のお手伝いなどをおこなっています。
伝統的建物を残す意味を一般市民に知ってもらうこと、そして健全な形で建物を残す努力をする事で京都の歴史的な街並みが保たれていきます。