京都市右京区「S邸新築工事」
- 特徴
- 京都市右京区嵯峨に完成した新築注文住宅です。
同じ敷地での建替え計画で、以前のお住まいでは「道路からの視線が気になり窓を開けられない」というお悩みがありました。新しい住まいでは高窓を採用し、採光を確保しながら外部からの視線を遮り、防犯性も向上。外観は周囲の景観に調和する和の佇まいで、化粧垂木の連なる軒天や格子、左官仕上げの外壁が、柔らかな陰影を生み出し、控えめながらも存在感を放つ仕上がりとなりました。リビングは杉板の勾配天井と珪藻土の壁で、自然素材に包まれるようなやわらかな雰囲気を醸し出しています。東側の木製窓からは庭を望むことができ、内と外のつながりを感じられる心地よい木の家が完成しました。
- 構造
- 木造
- 種別
- 新築
- 場所
- 京都市右京区
- 設計
- 鎌田秀章建築設計事務所
- 竣工
- 令和7年3月
- 延床面積
- 84.46㎡(1階:55.48㎡ 2階28.98㎡)
撮影:Daijiro Okada
京都市右京区「K邸リノベーション」
- 特徴
- 京都市右京区にて、築65年の木造住宅をリノベーションしました。
住まい手さまが幼少期を過ごされた家を「終の棲家」として快適に暮らせるよう、構造補強と断熱改修を施しながら再生しています。この家で特徴的なのは、防音性能を備えたピアノサロンです。
2台のグランドピアノを設置するため、床・壁・天井に防音工事を行い、音の響きと遮音性のバランスを考慮し工事をしました。趣味の音楽が日常に自然に溶け込む、特別な空間となっています。
幾度かリフォームがなされてきた室内は、統一感が薄れていましたが、竿縁天井や古建具、竹で編まれた下地窓など、和の意匠を継承し、建物を元の姿に近づけています。
外観は焼杉板や木製格子で整え、木塀を新たに設けることで和の趣と落ち着きを感じさせる佇まいとなりました。
- 構造
- 木造2階建て
- 種別
- リノベーション
- 場所
- 京都市右京区
- 設計
- 高橋勝建築設計事務所
- 竣工
- 令和7年5月
撮影者: 松村写真事務所
京都市西京区「S邸」
- 特徴
- 京都市西京区の閑静な住宅街に完成した新築住宅です。焼杉板を使った黒い外壁に軒裏の無垢の杉が映える外観です。地元の材を使い、木に囲まれた家にしたいとの想いを、梁、北山磨き丸太柱の構造を現しにしています。外部からはスロープを設け、車椅子の使用に配慮し、1階部分は細かな仕切りが無く、キッチンや洗面へも行き来きしやすい動線になっています。 一部、旧家で使用されていた建具を再利用もされています。住まい手さまがご自身で設計をされ、想いが詰まった素敵な木の家になりました。
- 構造
- 木造2階建て
- 種別
- 新築
- 場所
- 京都市西京区
- 設計
- 芝原一級建築士事務所
- 竣工
- 令和6年7月
- 延床面積
- 127.00㎡(1階:65.41㎡ 2階:61.59㎡)
京都市「M邸リノベーション」
- 特徴
- 築90年を超える歴史ある伝統工法の建物のリノベーションです。
これまで大切にされてきたお住まいを将来にわたっても住み継げるよう、現代の生活に合う間取りにし、耐震補強と、断熱改修を含めた工事をさせていただきました。
襖で仕切られていた和室は約25帖の広々としたリビングとなり、窓の外にはウッドデッキ、庭と、内部と外部が緩やかに繋がる開放感のある空間に生まれ変わりました。既存の意匠を活かした部分は可能な限り残し、新たに設ける壁や天井は既存部分と調和するよう自然素材で仕上げています。新旧が融合した素敵なお住まいになりました。
- 構造
- 木造2階建て
- 種別
- リノベーション
- 場所
- 京都市
- 設計
- 空間工房用舎行蔵一級建築士事務所
- 竣工
- 令和6年4月
- 延床面積
- 延床面積273.99㎡(1階:179.07㎡ 2階:94.92㎡)
京都市左京区「F邸」
- 特徴
- 京都市左京区、周りを建物に囲まれた住宅地での計画です。約20坪の敷地ですが、廊下部分を活用するなど、コンパクトなお住まいの中に、多機能に使える空間を配分しています。建物の中心に中庭を設けることで、開放感があり、周囲を建物に囲まれているとは思えない、窓から庭の緑を楽しめる豊かな空間となりました。2階に配置されたリビングは、屋根形状に合わせたアールの船底天井で、空間に広がりが感じられます。フローリングはオーク、壁天井は珪藻土で仕上げ、自然素材の柔らかい風合いと木の温もりが感じられる仕上がりになっています。
- 構造
- 木造2階建て
- 種別
- 新築
- 場所
- 京都市左京区
- 設計
- 石津渡邉建築設計事務所
- 竣工
- 令和6年3月
- 延床面積
- 81.56㎡(1階40.72㎡ 2階40.84)