京都市右京区「Y邸新築工事」DIYによる左官工事

京都市右京区「Y邸新築工事」の現場です。
前回ご紹介しました、大工さんの内部造作工事も完了し、
現在お施主さまのDIYでの左官工事が進んでいます。

御存知を方も多いと思いますが、DIYとは、Do it yourself の頭文字をとったもので、「自らの手でやろう」という意味です。
手を動かして物を作るのが好きな方にとっては、作業時間そのものも楽しい時間になります。
家族と一緒にDIYすれば、ものづくりをした経験がそのまま大切な思い出になり、ものを大切にする気持ちも芽生えるのも良い点です。
一概には言えませんが、DIYの費用は材料費だけで済ませられるため、費用が抑えられるというメリットもあります。

新築注文住宅、中古住宅リノベーションの際に、DIYを取り入れたいお客様には、作業工程に合わせて、工期の段取りのご相談をさせていただいております。
そういったお希望もお気軽にご相談下さい!!

Y邸壁面の大部分は左官仕上げです。
天井や枠の養生もお施主さまがされ、
DIYで部屋ごとに左官工事をされています。

使用する材料はホームセンターやインターネットで入手され、
漆喰や珪藻土など、何種類かの材料を試して使われています。
子供部屋の仕上げはピンク色です。
色々な材料を好みで試したり、模様替えの際には塗りなおしが出来たり、DIYならではの楽しみ方がたくさんあります。

さてここからは、こだわりのお風呂とキッチンを一部ご紹介させていただきます。
2階にあるハーフユニットバスです。
2階天井の勾配と、窓から緑を眺められる景色を活かした気持ちの良いバスルームになっています。
壁はタイル、天井は手入れのしやすさを考慮し木目調のパネルを使用しました。

キッチンは壁面いっぱい約4.5メートルの幅に合わせて造作しました。
お施主さまの使い勝手に合わせて、カウンター高さは少し高めの90センチ、奥行きもしっかりと75センチあります。
手前の動作スペースも広々しています。
ステンレス天板の下はオープンになっており、一部にドイツの食器洗い洗浄機AEG(アーエーゲー)が入ります。
ナラ集成材で家具屋さんに制作を依頼しました。
コンロの奥にはパントリーも計画されています。

養生も取れ、焼き杉板と、平板瓦の建物外観も姿を現しました。
周囲の緑に調和する素朴さとモダンさを併せ持つ印象の建物になっています。

Y邸では、お施主様のご厚意で、7月下旬に完成見学会を計画しています。
詳細が決まりましたらこちらのホームページでご紹介をさせていただきます。

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京都市右京区「Y邸新築工事」焼杉板外壁と平板瓦の屋根
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最終更新日:2021年7月1日投稿日:2021年7月1日