M邸改築工事

鉄骨造の3F建てのビルを購入され自宅に改装を計画されていてリノベーション工事をしていましたが、予定通り6月に完成し無事引渡しとなりました。

設計は、施主様からのご指名でA.C.E.ARCHITECT OFFICEさまのプランニングです。

内装の素材については、木質の素材、特に国産材の木材(主に桧材)を使いたいとの事で(材の生産履歴が確認できる)地域産材を主に使用しています。

一般的に最近の床材等のフローリングは、堅木の広葉樹が好まれる傾向にありますし、それに対応するいろんな樹種が出回っています。

色の濃いブラックウォールナット等からナラ、タモ、メーブルや桜材等々。

しかし現在流通している相当部分の材が輸入材です。

今回リノベーションは、国産材の栗やカバのフローリング材を使用しています。

針葉樹のフローリング材は、杉、桧、松材等がありますが、

これらはもちろん国産材です。とくに杉のフローリングはラフに使うと傷はつき易いのがですが、足触りは心地よく最高です。一長一短ありますね。

躯体、外壁は既存のものを利用していますが、今回のリノベーションを機にペアガラス、インナーサッシ、断熱材で断熱性能も高めています。

リビングは家事動線が短くなるように計画されています。

シンクと連続したテーブルは料理の配膳をスムーズに行えます。

南面に造作されたデスク部分は、子供さんが勉強している姿をキッチンから見ることができます。

ベンチの背もたれの角度や厚みも絶妙です。厚みがないとサッシ枠に肩甲骨の辺りが当たって座り心地が良くないのです。

欄間部分は風が通るよう開閉できるようになっています。

柱と建具の間にスペースがあり、戸で指が挟まりにくくなっています。また戸の端部分が取手になっています。既製品にはない面白いデザインです。

子供室、主寝室の内装仕上げはシナベニヤです。

建具上部、欄間部分はアクリルになっています。廊下部分を明るくし、家族の気配を感じることができるよう計画されています。

ナチュラルな雰囲気の中にも使いやすさや動線等、丁寧な計画がされています。