「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
京都市下京区でSE構法の建物「K邸新築工事」の現場では内部造作工事が進んでいます。
K邸は1階に車4台分のビルトインガレージを持つ建物で、
ガレージ空間確保のため、今回はSE構法を採用されています。
内部造作工事が進み、建物内の間取りなど、少しづつカタチになってきました。
ガレージは芯々約6.5m間口の大空間です。
車を並べて停めることができる広さになっています。
1階ガレージの天井は、外気に面する部分となるので、
天井の上に断熱材を充填していきます。
断熱材充填後に天井下地のプラスターボードが貼られました。
仕上はエマルジョンペイント塗装になります。
こちらは2階です。
事務所として使用されますので、細かく部屋を分けず、間口を活かした空間になっています。
SE構法では壁の少ない開放的で自由な空間設計をすることができます。
将来的な空間のレイアウトの変更などにも対応しやすいなと思います。
前面道路に面した大きな窓との組み合わせで、明るく、風通しの良い気持ちの良い空間になりそうです。
3階部分は一部勾配天井になっています。
一番高い部分は天井高が3m50cmあります。
空間が一層広く感じられます。
天井は杉板張りになります。
こちらは建物の中心部分にあるスペース。
建物の東側には将来的に高い建物が建つ可能背があるため、開口を設けていません。
そういった条件ですが、天窓を設けることで、自然光を取り入れた空間を実現することが出来ます。
K邸はシンプルでモダンなオフィス空間に、木製建具、木製の造作オフィス家具、壁に杉の羽目板を貼るなど、木材を取り入れた計画になっています。
京都市下京区「K計画新築工事」のブログ記事はこちらをご覧ください。
京都市下京区「K計画新築工事」~SE構法の建物が上棟しました~
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最終更新日:2025年5月15日投稿日:2025年5月15日