京都市右京区「嵯峨の家・Y家(旧I家)改築工事」萱葺屋根の葺替え

京都市右京区「嵯峨の家・Y家(旧I家)改築工事」萱葺屋根の葺替え工事の様子です。
周囲の山々を背景に、茅葺き屋根の建物が里山の風景をつくっています。
現在はほとんど使われることのなくなった茅葺き屋根ですが、優れた断熱性、吸音性、吸湿性を持った材料です。
また、元の茅も自然に帰る素材、肥料などに再利用することもできます。

長年の劣化と、台風被害にあった茅葺き屋根部分
雨漏れもあり、シートで覆われています
吹き替える前

茅葺き屋根の部分も、使える材を一部、再利用しています
丸で囲んだ少し色の濃い部分は元の材料

扠組の小屋組みの上に、下地部は、すすき(かや)、表面は葭(よし)を使い、横桟(竹)を下地小屋組み母屋に縄で止めていきます
最終的に厚みは50センチくらいになります

茅葺き屋根は葭の導水効果で雨水が表層を流れ落ちていきます
近くでみると、棒状になっている様子がよく分かります

ひと束づつ重ねていき、少しづつ屋根の形ができていきます
葭材は修復前の屋根に使ってあり、今回もその形を踏襲しています

こちらの現場では、6月8日(土)に復元現場見学会も予定しております!!
詳しくはこちらをご覧ください「嵯峨の家・Y家(旧I家)改築工事」復元現場見学会