京都市右京区「I邸新築工事」瓦屋根の工事

京都の木の家「注文住宅」の竹内工務店ブログです。

京都市右京区嵯峨にて進行中の「I邸新築工事」の現場です。

今回は、瓦屋根の様子をご紹介します。
自然や歴史的な景観が残る嵯峨の地域に建つ住まいとして、屋根の形や瓦の使用や選定も、建物の外観をつくる大切な要素の一つです。

今回のお住まいは、南北に配置した二つの棟を渡り廊下でつなぐ計画です。
北棟には、ご趣味の制作活動を楽しめる土間スペースを、南棟には居住空間を配置しています。

また、風致地区などに指定され、自然や歴史的な景観を大切にする地域でもあるため、建物の平面や立面も周囲の景観との調和に配慮した計画となっています。

北棟、南棟、そして二つの棟をつなぐ渡り廊下にも屋根がかかるため、屋根としても多用な形状と流れそしてボリュームがあります。
建物においての屋根形状は非常に大切で、美的要素が屋根によっていかされます。
今回の屋根には、銀灰色の落ち着いた色合いが特徴のいぶし瓦を使用しています。
和の趣を感じさせる色合いで、周囲の景観にも馴染む仕上がりとなります。

瓦屋根の施工では、瓦を葺き始める前に「割付(わりつけ)」(屋根の寸法に合わせて瓦の配置をあらかじめ計画すること)を行います。
その割付に沿って、瓦を一枚ずつ葺いていきます。

軒先には、丸みのある形状が特徴の「万十軒瓦(まんじゅうのきがわら)」を使用しています。
鼻先の巴瓦には、巴紋が描かれています。
(家紋や紋様(京花柄など)を施したものもあります。)

奥に見えているのが南棟です。
北棟と南棟をつなぐ渡り廊下の屋根部分にも瓦を施工します。

建物屋根が交差する棟の入角の谷部分は雨水を集め流すために、入隅部に捨谷にガルバの板金を加工取付てその上に瓦を納めています。
谷部の雨水処理の対応をしながら、瓦を葺き揃えていきます。

これから内部の造作工事も進み、住まいの様子がさらに形になっていきます。
今後も、現場での家づくりの様子を、ブログでご紹介していきます。

設計は株式会社ファムスさまです。

京都市右京区「I邸新築工事」のブログ
京都市右京区「I邸新築工事」が始まりました。
京都市右京区「I邸新築工事」上棟しました!

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最終更新日:2026年9月29日投稿日:2026年9月29日