京都市T様邸「新築工事~手刻みの伝統工法の家~」大工・左官仕上げ工事

京都市右京区嵯峨鳥居本の新築工事です。
7月末の竣工に向け、現場では、内部の造作工事、左官仕上げ工事が進んでいます。

こちらは和室です。杉中杢の天井板に杉小丸太を竿縁にしています。
開口部には障子が入る予定です。
窓からの緑がなんとも清々しいです。

こちらは趣味室です。
天井の形状に合わせて、左官の下塗りがされています。
これから仕上げの藁ジュラクが塗られます。
壁も同様の仕上げです。
趣味室にはCDが収納出来る棚も造作しています
曲線になった戸の部分には坊主襖が入ります。

洋間の床板はチーク材、独特の光沢があり、褐色みを帯びた色合いです。
チーク材は強く、耐久性があり、経年変化を楽しむことができます。
無垢材で歩き心地も良さそうです。

廊下部分、天井は松のうずくり合板です
床には畳が入ります。

外壁は珪砂漆喰を木鏝で塗り、柔らかな風合いに仕上げています。

こちらは軒先部分です。
軒が深く出が1000あります。
軒桁は、北山杉のみがき丸太を使用し、軒裏は松うずくり合板です。
また、外部に面する開口は、全て木製建具となります。

周囲の緑の中に溶け込むような、柔らかな印象の建物です。
ますます完成が楽しみです。

こちらの住宅は完成見学会を予定しています。
伝統工法で、職人の手仕事が随所に感じられるお住まいです。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください!!
7月18日(土)京都市T様邸「新築工事~手刻みの伝統工法の家~」完成見学会のお知らせ

7月18日(土)京都市T様邸「新築工事~手刻みの伝統工法の家~」完成見学会のお知らせ


過去の現場ブログはこちらをご覧下さい。
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京都市T様邸「新築工事~手刻みの伝統工法の家~」
住まい塾の家づくりのコラムはこちらをご覧下さい。
「住まい塾の家づくり」

最終更新日:2020年7月7日投稿日:2020年7月6日