京都市右京区「嵯峨の家・Y家(旧I家)改築工事」瓦の葺替え工事の様子です。
瓦の葺替えにも、改修の痕跡を調査し、建物元の姿の復元をするべく進めています。
極力使える瓦は再利用し前の瓦の痕跡を残しています。
例えば、こちらの瓦(前側の垂れ部分に唐草模様があるもの)は
場所を定めて、前の痕跡を残す為に状態の良いものは再利用しています

京都市右京区「鳥居本の家・K邸新築工事」
青空の中、土台伏せ工事、建て方工事が進んでいます。
構造材には京都府内産の無垢の桧材、杉材を使用しています。
土台、大引き、柱など、地面に近い部分には無垢の桧と、北山杉のみがき丸太を、
桁、梁には無垢の杉材、地松の太鼓梁を使用しています。
竹内工務店では、なるべく構造材にも国産(地域産材)の桧、杉を使用した家づくりをしています。
構造材は最終的には見えなくなる部分ですが、家にとってはとても大切な部分です。
無垢の木には調湿作用があり、桧、杉の赤身の芯材は腐れや白アリに対しても強い材です。
まずは土台伏せ工事
ボルトで締める前に、図面通りに材料を配置

120角の桧材
基礎に緊結されたアンカーボルトが通るように加工しています
このアンカーボルトを留めRC基礎と土台を緊結し一体化させています

通気パッキンの上に土台を据えていきます
継手部分を組み、土台が完成します

続いて建て方です
前回ご紹介しました、地松梁もクレーンで丸太柱の上にのせていきます

こちらの現場では6月8日に構造見学会を予定しています。
詳しくはこちらをご確認ください!!
京都市右京区「鳥居本の家・K邸新築工事」構造見学会のお知らせ