地球の会サミットin東海

地球の会(地球の会NPO法人環境共棲住宅)は、日本全国の国産材による「木の家」をつくる工務店・建築家が加入している団体です。
伝統的木造軸組工法で住宅建築を行ない、又環境問題の取組みを明確にしている点が特徴です。
今回、地球の会サミットin 東海が6月15日(火)にオンラインによる全国会議として開催されました。
その模様を一部お伝えします。

地球の会全会員で「国産材100%宣言」
脱炭素社会の実現に向け活動加速
環境共棲住宅「地球の会」

 全国の工務店などが会員となってつくるNPO法人環境共棲住宅「地球の会」
(理事長—安成工務店社長)は、政府が掲げる2050年までに温暖化ガス排出量の実質ゼロを目指すカーボンニュートラル政策を受け、2030年までに全工務店会員(設計事務所・建築家会員を除く)が、構造材と造作材の全てに国産材を採用する「100%宣言」を実施する方針を決めた。国産材の家づくりを推進する団体として「脱炭素社会」の実現を後押しする。6月15日に会の全国大会の位置づけでオンライン開催する第11回「日本の木の家づくりサミットin 東海」の中で開くSDG’s推進委員会で、方針や目標達成に向けた重点項目などを発表する。
                    ——新建ハウジング6/10号より——

地球の会サミットin 東海

「新時代の確信と発想」というテーマで第11回日本の木の家づくりサミット1in東海が開催された。
「地域で強烈な光を放つイノベーター 競争力の厳選を紐解く」というサブテーマで、営業・設計・工事(現場管理・大工)国産住宅3つの活路という題目で、withコロナ時代をもろともせず、変革を推し進める8人のイノベーターが登壇し、「圧倒的なその競争力の源泉は何か?」「新時代を勝ち抜くために、
地域の住宅関係者が今なすべきことは?」営業・設計・工事それぞれのイノベーション実例を基に、国産材住宅の3つの活路を考え、それぞれの事例報告をされた。
設計者、工務店設計者がそれぞれの設計の肝としている事柄や、設計と工務店のより良い関係づくり等を報告された。
地球の会の建築家幹事の建築家の泉幸甫氏、竹原義二氏それぞれが若手設計者に対して先輩建築家として経験談等をアドバイスされていた。

 又、地球の会の分科会活動の報告をそれぞれの責任者からなされた。
「生産性向上分科会」
「CS右肩上がり分科会」
「工務店のWEB育成戦略研究分科会」

委員会活動として
「大工・職人育成委員会」ドイツのマイスターで修行中の大工が、日本の会員工務店に修行しにくる制度の実例報告もあった。

「採用委員会」
「SDG’s推進委員会」
SDG’sはまぎれもなく自社の未来戦略であるということ

「あすなろ会活動報告」
地球の会の若手や次世代の経営者が参加し、経営指針をつくり
未来予測とともに自社の立ち位置を俯瞰的にみて、行動計画などをたてている。

最後に「SDG’s推進委員会」から石橋委員長から冒頭記載の脱炭素社会の実現に向けて地球の会会員の「国産材100%宣言」がなされた。

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最終更新日:2021年6月24日投稿日:2021年6月17日