サスティナブルとSDGs

サスティナブルとSDGs

現在、世界中で取り組まれているのがエコロジーな生活です。
その中でも特にサステナブル(Sustainable)、sustain(持続する)とable(できる)という
「持続可能な」社会が求められています。

自分たちの子供や子孫のためにも、
限りある地球資源を大切にしながら生活する社会の実現には、
どのような行動が求められているのでしょうか。

サスティナブル(持続可能)とは

サスティナブルの考え方について、詳しく確認していきましょう。

持続可能な社会とは、例えば銀行に預金している元金には手を付けずに、
余剰金として発生した利子を使って暮らしていこうということです。
元金に手を付けてしまうと資産が減っていくばかりです。

それが限りある資源と考えてみてはどうでしょうか。
何も考えずに開発を進めてしまうと、将来にわたって必要なものがどんどん減っていってしまいます。
生活の質が悪くならないように、サスティナブルの考え方を利用するためには、
様々な面で効率的な運用方法が必要です。
環境面、経済面でどちらも将来的な負担を増やさないように、
バランスの良いサスティナブルな運用をしっかりと考えるべきでしょう。

SDGsとは

SDGsは2015年の国連サミットにおいて、
全会一致で採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。
2000年の同サミットで、SDGsの前段階として、
MDGs「ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals)」が採択されました。
MDGsでは、主に途上国における社会的な開発を目標としており、
飢餓人口の割合が半減するなどの成果がありました。
MDGsをさらに発展させたSDGsでは、
途上国のみならずすべての国の人々の人権、経済成長、気候変動などの
幅広い分野の課題を対象に、解決しようとしている点が大きな違いです。

サスティナブルな住宅とは

日本の住宅は、欧米各国と比較すると約1/2~1/3の寿命で建て替えが進んでいます。
昔の日本ではものを大事にして子供に受け継がせることが大切だと考えられていましたが、
近年の日本では、住宅に関して新築・築浅物件を好む傾向があります。
そのため一代限りで住宅を取り壊す、長くても子供までしか利用しないといった
無駄で不合理な状況が全国各地で起こっていました。

近年、そのような風潮も見直されてきています。
サスティナブルな住宅は子供や孫世代にまで末永く受け継がれることを前提にした住宅です。
サスティナブルな住宅にするために、重要な点があるので確認しましょう。

クリーンエネルギーを利用する

限りある資源、石油エネルギーの化石エネルギーは使用せずに、
風力や太陽光などの自然から生み出された再生エネルギーのクリーンエネルギーを利用しているのが特徴です。
又、再生エネルギーの供給先は、できるだけ近くの供給先を選び無駄を省くことが、地域や廻りの環境にとって良いことです。

・頑丈な作りにする

頑丈で長持ちする住宅は、フレームとなる構造体がしっかりしていて、内部の改装がしやすい骨組みとなっているので、
壊して建て直さなくてもリノベーションをしたり、増築をしたりと生活に見合った住まいづくりができます。

・シンプルな(飽きない)デザインにする

デザイン性を重視しすぎた奇抜な設計がされた住宅は、
次世代には使いにくく、引き継がれにくい住宅であると言えます。
サスティナブルな住宅にするためには、シンプルな間取りにしておき、
住居者自身の好みに合わせて後から変更しやすいようにしておくことも重要です。
もちろん地域の風土や町並みにあった外観にすることは必要ですが。

・自然な素材を使う

長く使い続けるからこそ、安心で安全な素材を使った住宅にしなければなりません。
住まいに使われる素材は、土にかえる自然な素材が住む人に対しても環境に対しても、やさしい素材といえます。
又、自然の素材の持つ味わいは、時を経るとともに住む人に馴染み、落ち着きや風合いをもたらしてくれることでしょう。
昔からつかわれている漆喰塗りの壁などは、耐久性もありメンテナンもスしやすい素材です。
住宅としての価値を長く保つためにも、自然な素材を身の廻りに使用することがポイントです。

サスティナブルは「足るを知る」

古くから使われている「足るを知る」という言葉があります。
これは老子の言葉で、足るを知る者は富むという意味があります。
現代社会では、新しい製品が次から次へと発売されて、
満足いくまで使い込むことなく、すぐに次へと変わってしまいます。
特に高度成長期のバブル時代を経て、大量生産・大量消費の使い捨て文化が広まってしまいました。
手元にある物よりも、もっと良い物を次々手に入れてしまっていては、物があふれてしまい、使い切ることも出来なく、
また費用もかかりますし、環境にも大きな負荷をかけてしまいます。

世の中で流行っている物に流されるだけではなく、
自分自身に合った物を選び、子孫にまで伝えていく生活が
心地よく過ごしていくために必要なことなのではないでしょうか。
生活の質や暮らしは、住む人の意識や行動で変わってきます。
住む人がしっかりとした考え方を持ち、次世代の人たちに良い環境を引き継げるように日々行動に移すことが必要です

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