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(現場のブログ)住宅のクレーム・リコール対応について

建築工事中にクレームというのは、つきものだと言われますが、工事の内容の不備により明らかに工事側に原因がある場合もあります。

M邸工事は10年前に新築工事を弊社で施工させていただいた建物ですが、10年を機にクロスの張替えをしたいとお電話があり、見本を持って寄せていただき採寸をするべく対応していたのですが、現場を見てみるとキッチンの壁のキッチンパネルの表面がめくれかけていたり、表面が膨らんでいたりしていました。これはキッチンパネルの単なるめくれではなく、キッチンパネル本体の問題であると思いキッチン納入の代理店を通じてメーカーの方に来てもらい調査をしてみると、T社のシステムキッチンでキッチンパネルに使われているD社の商品自体に問題があり、リコール対象になっている事が判明しました。そしてそのキッチンパネル自体の取替工事をおこないました。

まずキッチンが据え付けられている部分を取り外して、問題のキッチンパネルを取り替えてキッチンを再度取付け元に戻したという工事です。結構大変な工事の内容です。

無事取替工事を終了したのですが、これらが施主の方から連絡があって見に行ってリコール工事である事が判明したのですが、これらの工事が単なるクレームとして対応する場合や、施主からの連絡がない場合で工事業者側のミス等と考えられて工事業者の工事不良であると、連絡をいただけない場合を考えるとぞっとします。

今回のリコール工事に対して、代理店やメーカーの迅速な対応に感謝すると共にお客様との私どもとの距離(地理的な距離だけでなく、信頼されているという)が近くて何でも相談していただける事がありがたいと身にしみて感じました。

ティンバライズ

ティンバライズとは

「木」を新しい材料として捉え、新しい木の可能性を模索し、社会に広く提案することを目的として結成されたNPO法人が「ティンバライズ」です。
(NPO法人w 公式サイト参照:http://www.timberize.com/

現代建築では鉄やコンクリート、プラスチック等の素材に置き換えられてしまった「木」ですが、昔は建築素材の中心となっていた材料でした。
しかし、今まさに「木」が持つ素晴らしさ、建築に最も適していると再認識された「木」が再度建築の主役に躍り出ようとしています。
そんな「木」を新しい材料として木造建築の可能性を探りながら形にしているのが『ティンバライズ』です。

現在の都市における建築の構造

現在の都市における建築構造は「RC造」「鉄骨造」「木造」とさまざまなものがあります。
ただ、これらの建築構造を自由に選んで建てることが出来ない地区があります。
それが「防火地域」と「準防災地域」です。
都市部は隣家との距離がほぼないという地区が多いため、火災に備えて「防火地域」と「準防災地域」が決められています。
この指定された地域は建築基準法とは別に自治体ごとの決まりを守って建物を建てなくてはなりません。

防火地域は商業施設や幹線道路沿いを中心に指定されています。
一方、準防災地域は住宅地や工業地帯が多いのが特徴です。

防火対策のためだからと言って、全て木造住宅を建ててはいけないというものではありません。
一定の耐火性能を有するものとして国土交通大臣の認定を受けたものであれば、木造建築も可能です。
大きな災害を起こさないため、未然に防ぐための制度があることを知っておきましょう。

森林国日本の建築を木造化すると

日本の国土の約7割が森林であることをご存知でしょうか。
これはフィンランドに次いで世界第2位であることが明らかになっています。
それだけ森林が多いにも関わらず、日本の木材自給率は約3割程度なのです。
残りの7割は、全て輸入に頼っているのが現状です。
ただ環境を保全しながら、国産木材を使用し活かしていくことが最も理想の形です。
そのために現在は、地域ごとに地元産木材を使用して家を建てることが推奨されてきています。
地元産木材を使用して家や建物を建てる方向けの補助金制度を設けている自治体も数多くあります。
その例にもれずに京都府、京都市にもいくつかの補助制度があります。
その地域で育った木材を、その地域で消費する。
そういった想いや活動が山や地球の環境を救い、地域循環社会へとなっていくのではないかと思います。

これからの都市の木造化はどのようなものになるか?

都市の建物は「コンクリート」「鉄筋」といったイメージが強いものです。
それは日本だけでなく世界中の都市を見ても同じようなイメージがあるかと思います。
しかし、そのイメージが今後変わってくるかもしれません。
実は近年、欧米では木造建築が見直されてきています。
地球温暖化防止対策としてRC造から、木造化へとの動きが活発になってきています。
一般住宅だけではなく、商業ビルまで木造へと変わっていく可能性もあります。
森林国である日本こそ木材を大量に使う建築物を増やそうと、都市での木造化計画が始まりました。
都市部の高層ビルや高層マンションが、木造になる時代はすぐそこまで来ているのかもしれません。

京建具

日本の住まいと建具

日本の住宅で当たり前に見られる「建具」は、昔から使われている日本の住宅文化の核をなす物の一つです。
日本の木製建具は、取り外しが簡単で襖や障子などとして用いられ、大部屋を仕切るなど自由に間取りを変更することができます。
引戸建具は主に日本で使用されてきましたが、現在では外国の住宅にも取り入れられている事例が増えてきました。
本来外国の住宅は、片開きドアで四周に木枠を付けてその中に蝶番吊りでドアを付けて片方に開くという機構の建具です。
日本の建具は主に引き戸扉なので扉を開けた時(スライドさせる時)に場所を取らないので邪魔になりません。
とても合理的でよく考えられたものです。
また、扉が壁の中に納める形にもできるので、その場合全面開放することもできます。
日本の住まい部屋は多用途であり、転用性の高い空間を間仕切るにはとても適している建具を持つ日本の住まいは
機能的な家と言っても良いでしょう。

建具の種類等

現在建物に使用されている建具には様々な種類があります。
和風の建具であれば、代表的なものは襖や障子、格子戸等です。
一方洋風の建具ならば、主に框戸、フラッシュ戸、ガラス戸等です。
現在日本の住宅では外部(外壁側)に使う建具はほとんどアルミサッシを使っています。
それらは、防火的な対応と腐らないのでメンテナンスが楽であると言う理由で使われてきています。
しかし、金属サッシがまだなかったころは全て木製で建具は作られ、外部の窓ガラス戸も同様でした。
現存する日本家屋でも、リフォームしている住宅の外部建具は金属サッシに変わっているところが多いですが
一部木製のガラス戸を残している住宅もあり、新築時にも暖かみや意匠的な意味で木製建具を使うという事例も少なからずあります。

京町家のなかの建具

京都を代表する歴史的な建物「京町家」に欠かすことができないのが「京建具」です。
京建具は繊細で簡明素直な表現様式のものが多いのが特徴です。
そんな京町家を代表する京建具の種類を紹介します。

格子戸
京建具の代表格が「格子戸」です。
京町家の表に出格子や組格子に使用されている格子や格子戸は京の住まいの顔です。
日本独自の間仕切建具で、部屋の間仕切や押入れなどに使用されています。
襖紙や京唐紙を貼って襖として使われています。
板戸
京町家では主に無垢板を巾寄で作られているものが多いのですが、一部に布や紙、ガラスを用いているものもあります。
紙障子・雪見障子
現代建築の中で少しずつ姿を消してしまっている紙障子。
日本を代表する建具である紙障子・雪見障子は京文化とともに京町家の風情に欠かすことのできないものです。
簾戸
夏の風物詩として用いられているのが簾戸です。
竹や葭、萩などを組み込んだ簾戸は、京都の夏に欠かせない夏の建具です。

京建具の特徴

京建具は、一般的に茶の文化・数寄屋の影響を受けて、瀟洒(材が細くて緻密)で粋な意匠が特徴です。
これ見よがしに華美に走る事なく存在感を示しています。
特に障子等は、材も目の詰まった緻密な杉の赤みを選んで使われています。
美しくも実用的で通風、採光の調整などがしっかり考えられている建具でもあります。
住まいの中で独特の簡素な美を形成するものとして古くから京都の建物の美しい空間を演出してきました。
近年アルミサッシや既成品の建具に押されて使われる機会が減っているのが残念です。

(社長のブログ)滋賀県長浜市の材木店 浅尾さんの所へ木を探しに

現在施工中の現場に納めるカウンタ―材を探しに湖北へ行きました。

設計者であるS氏のおつきあいのある材木屋さんがお持ちの乾燥材の無垢ケヤキ材で、一枚もののカウンタ―材です。

長さ7.3mを超える巾700mm以上の大物です。

元で740mm末で570mmという耳付きではありませんが、木の断面そのままの形をしています。

仕上はまだ決まってないのですが、このケヤキの無垢板が仕上げて最終にどのようになって現場に納まるか楽しみです。

折角寄せていただいたので、他に珍しい材が無いかと御聞きした所倉庫のあちこちにいろいろと珍しい材がありました。

建築の用材には、使えそうもないのですが木のモニュメントとして使うかどこか遊園地ででも使ってもらえそうな変木がありました。

ちなみに山からとれたもの(拾った材)と湖に沈んでいたもので材種は、わからないそうです。

ちなみにこの木の値段はとお聞きすると、木の素材の値段より搬入や加工の手間がこの材の値段だと聞かされました。

どこに使われるのかこの目で確かめたいですね。


ケヤキ材

ケヤキ材

ケヤキ材

変木

変木

完成見学会開催のお知らせ

弊社ブログでご紹介しておりました『O邸』の完成見学会を7月29日(土)・30日(日)に開催いたします。
こちらの住宅は外壁に漆喰と杉板と使用しております。内装には無垢材、漆喰、お施主様お手持ちの古材等を使用、お茶室、窓辺のカウンター等大人が楽しめる空間になっています。

完成見学会は完全予約制とさせていただいております。

7月29日(土)
14:00~
15:00~
16:00~

7月30日(日)
10:00~
11:00~
13:00~
14:00~
15:00~

mail@takeuchi-kyoto.jp 又はFAX 075-861-4188より、□お名前 □人数 □連絡先(当日連絡が可能な番号) □ご住所 □折り返し現場住所地図を送れるメールアドレス又はFAX番号 □ご希望の日時(7月29日、30日の時間帯からお選び下さい)をご記入ください。
弊社HPのお問い合わせからお申し込みの際は必須事項にご入力いただきましてお問い合わせ内容のご記入欄に見学ご希望日時をご記入下さい。

※現場住所等は折り返しご連絡の上お伝えさせていただきます。なお、予約の状況により、お時間のご希望に添えない場合がございます。
その際は調整をお願いすることがございますので、ご了承ください。

※現場周辺は住宅街となっております。お車でお越しの際はお近くのコインパーキングをご利用いただくか、または公共の交通機関をご利用いただきますようお願い申し上げます。


古材を使用したお茶室の入り口


天井を高くとった窓辺のカウンタースペース


塗装前の外壁

こちらの見学会は終了しました。たくさんのご来場ありがとうございます。