平素は格別のご高配を賜りまことにありがとうございます。
お盆期間休業のお知らせです。
■令和4年8月13日(土)~8月17日(水)
休業期間中のお問い合わせにつきましては18日以降順次ご連絡させていただきます。
ご迷惑をおかけ致します、何卒ご理解のほどお願い致します。
木の家 注文住宅
竹内工務店
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木の家 注文住宅
竹内工務店
近年さまざまな業界で社員の教育や資格取得などが推奨されています。
おそらく業務内で活用する場面以外にも、自己研鑽目的で積極的に取り組まれている方も多いのではないでしょうか。
社員の能力を高めることは、グローバリゼーションな社会における人材の育成に関しても重要です。
欧米各国では、早くから技術者に対する継続教育制度(CPD(Continuing Professional Development)が導入、活用されてきました。
日本においても、さまざまな業界でCPDが導入されてきています。
今回は、このCPD制度について紹介します。
CPDは、日本語で「継続的職能開発」、つまりは「技術者の継続教育」を意味しています。
国際社会と密接にかかわる業界や専門的な業務内容などとくに積極的に取り組むべき課題があるときには、専門分野に加えて幅広い技術の習得が必要不可欠です。
CPDは多くのプログラムの中から、一人ひとりが求めているニーズに合わせたプログラムを受講できるため継続的に幅広い技術を習得できる制度といえます。
CPDは建設業だけでなくさまざまな業界で導入されています。
例えば教育関係では基礎、開発、熟練、専門家などの段階に分けて、それぞれで必要とされる知識や技術をチェックリストで評価しています。
また授業のマネジメントや能力開発に関するセミナー受講により、教師として継続的な技能向上の枠組みとしてCPDを利用しているのです。
CPDは他にも行政機関、デジタルを扱う業界、ジュエリー業界など、多種多様な業界で活用されています。
とくにグローバルにかかわる機会が多い業界では、新しい知識や技術を習得するためにCPDの活用が求められているのです。
2001年に改正された技術士法により、CPDが技術士の責務として明記されました。
また2021年4月の文部科学大臣通知および同年9月の文部科学省省令改正により、技術士CPD活動実績の管理・活用に関する公的な制度が始まりました。
建設業のCPDでは、建築士、土木施工管理技士、建築施工管理技士などが対象です。
このような有資格者がセミナーや講習会などを受講することで、「CPD単位」が受講者に与えられます。
技術者の資格によっては、定期的な更新制度が設定されていないものもあります。
そのためCPD単位の取得による継続的な技術教育が求められているのです。
CPD単位の取得目的は、個人としてはスキルアップやキャリアアップ、自己研鑽などが挙げられます。
また自分のスキルがどのくらいのレベルにあたるか図る指標にもなりえます。
例えば他社にいる技術者との交流において、自分の技術レベルを把握しやすくなることもあります。
会社としてCPD制度を活用する目的は、なにより公共事業の落札率に影響しているためではないでしょうか。
建設系CPD協議会に加盟している各団体により認定された「CPD単位」は、公共事業の落札方式における評価方法に設定されています。
自社に勤務している有資格者の人数に加えて「CPD単位」が加点対象とされているため、CPD単位の取得を推進することにより対応できる仕事の幅も広がっていくと考えられます。
さまざまな業界で活用されているCPDですが、これからはさらにその役割が大きくなっていくことでしょう。
新型コロナウィルスの影響で、オンライン配信などこれまでとは異なる学びの場所も増えており、CPDに参加しやすい環境が整いつつあるのです。
とくに建築業界では、人手不足や高齢化などの影響により各技術者の技術継承が難しい場面も考えられます。
技術に不安を感じる技術者はCPD対象のセミナーや講習会に参加して、積極的にCPD単位の取得を目指すと良いかもしれません。
また工務店や企業としても、社内研修が整っていないときや教育できる社員が不足している場合などにCPD制度を活用できるはずです。
もちろん「配置予定技術者」において「CPD制度」の配点が設定されているため、多くの行政機関における公共事業の落札を目指すときには自社社員をCPDに参加させるべきでしょう。
これからのCPDは、個人と企業が手を取り合って幅広い技術や知識の習得・向上を目指すことにより、地域社会に貢献できる有用な人材を積極的に活用できるように努めていくことが必要といえるのではないでしょうか。
「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
京都府南丹市で築100年の古民家リノベーションの現場です。
約7か月の工事が無事完了し、7月末にお引渡しをさせていただきました。
Y様この度は誠におめでとうございます。
歴史ある建物を、なるべく当時の姿に近づけることを目的として設計されています。
外観は、ほぼ変わらない形として、地域の風土に合った素敵なお住まいになりました。
お施主さまのご希望として、周囲の景色に調和する建物にしたいとの思いをお持ちでしたので、竣工の様子をご覧になり、大変喜んで下さいました。
これからも大切に住み継いでいただくために、リノベーション工事では、伝統的な建物に合う方法で耐震補強を行い、
室内の温熱環境を良くするため、床下、天井、壁の一部には断熱材を充填しています。
玄関戸を開けると、土間空間が広がります。
リノベーション前は増改築により、約1帖ほどの玄関と、廊下、納戸があり、奥にはダイニングキッチンがありました。
壁が取り払われ、広々とした土間となった空間には薪ストーブが設置されました。
玄関から続く板の間には地窓があります。
柔らかな自然光が入り、窓を開けると玄関から風が通るようになっています。
又、玄関からの視線がこの地窓の奥の風景に移り、空間の拡がりを見せています。
屋根にはガラス瓦のトップライトを設け、この建物(民家)の持つ暗さの中にも天井からの自然光が入り、
良質な空間となっています。
お引渡し前の完成見学会では、玄関から吹き抜けのある板の間、2Fへと上がる階段等
この拡がりのある空間にまず皆さん感動されていました。
リビングです。
こちらは元は襖で仕切られた和室が続く空間でした。
お庭に面した一番日当たりの良いお部屋を、家族が長い時間を過ごす洋間のリビングへと改修しました。
床材は無垢の杉材です。
柔らかく、温かみのある素材ですので、素足でも気持ちよく過ごすことができます。
大きな木製窓からは山の緑と、水田のある美しい景色が広がります。
リビングの南側はもともとサッシの内側にあった縁側がありましたが、この部分を濡れ縁にしています。
濡れ縁には座ることもでき、お庭がより身近に感じられます。
軒が深く出ていますので、土砂降りの雨でない限り、窓を開けて過ごすことができます。
リビングの横はキッチンスペースになっています。
造作家具で、手元が隠れる高さのダイニング収納を設置しています。
キッチンの隣には大容量のパントリーがあります。
冷蔵庫もこちらのスペースに入るようになっています。
屋根裏部屋はリノベーションするまで天井で隠れていた部屋です。
日焼けの跡が残る壁の板は、こちらの建物で使われていた天井板を再利用して使っています。
大きなゴロンボ、竹の天井下地から築100年の建物の歴史を感じます。
Y邸のこれまでの現場ブログはこちらをご覧ください
「京都府南丹市Y邸~築100年の古民家リノベーション~」木製サッシと木製建具
「京都府南丹市Y邸」~築100年の古民家リノベーション工事が進行中です~
今回のブログに関連した記事はこちらをご覧ください
「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
京都市東山区「料理研究所武田カフェ新築工事」の現場です。
昔ながらの京町家とビルが混在する市街地で工事を行っています。
今回の建物は狭小地での計画のため、建物すべてを囲うカタチでは足場を組むことができません。
東側の外壁工事は足場が無くても施工ができるサイディングの内張工法で行いました。
東隣の建物との間は約30cmです。
足場はもちろん建てられませんし、人が入って作業するのも余裕があるスペースではありません。
市街地や、住宅密集地など、狭小敷地で足場を組むスペースがない場合でも、サイディングを内張りで施工する方法で外壁工事を行うことができます。
今回使用するのは窯業系サイディングです。
窯業系サイディングは、金属サイディングに比べ重さがありますが、
今回は少しでもサイディングを軽くするため、中心に穴が開いたものを使用しています。
サイディングの内張工法では、サイディングを貼る前に、透湿防水シートを1段づつ貼っていきます。
隣地との間の狭いスぺースに職人さんが入り、下からサイディングを持ち上げ、上で施工する職人さんに渡していきます。
1枚3mほどあるサイディングは重量がかなりあります。
落とさないように、慎重に作業が進められていきます。
通気金物の上にサイディングを乗せ、建物の中から固定するためビスで止めていきます。
地面から届かない位置からは、コーキングも同時進行で行います。
サイディングの内張工法では、通常より、人手も必要ですし、施工の時間もかかります。ですが、足場を組むことができない狭小敷地や、隣地とのスペースに余裕がない場合でも、外壁工事を行うことができます。
京都市東山区「料理研究所武田カフェ新築工事」のブログ記事はこちらをご覧ください。
京都市東山区「料理研究所武田カフェ新築工事」~上棟しました~
京都市東山区「料理研究所武田カフェ新築工事」~構造材を手刻みで加工しています~
「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
今回は、今年4月入社したばかりの
私が担当させていただきます。
趣味は、寺社仏閣巡り
「金運アップ」「良縁結び」など
お願い目的はもちろんありますが
寺社仏閣の日本の伝統的な「木の建物」が『好き』なのです。
絶妙に組まれている木
細部までこだわりのある造形
年月を経て、素敵な色になった柱や梁
磨かれて鏡のように物を映す木製の床
いつも感嘆のため息がでてしまいます。
木に囲まれると感じる木のぬくもり。
不思議なものですね。
そこにいるだけで癒される感覚があります。
施工例 京都市Y邸「京町家リノベーション工事」設計監理:空間工房用舎行蔵
お寺にある小窓から見えるお庭の景色を眺める時。
いつも結構な時間その場所から離れられません。
京都のとあるお寺には
「悟りの窓」や「迷いの窓」と呼ばれる小窓がありますが
じっといつまででも見ていられる私。
その窓を眺めることで
悟ったり、迷いがなくなったり
私にもできるかもしれないと本気で思っています。
こんな窓がおうちにあったらいいな・・・
施工例 京都市右京区嵯峨「T邸新築工事」設計監理:住まい塾
竹内工務店では、そんなご希望が叶うように
お客様と一緒に家づくりをし
注文住宅の良さを最大限に感じていただける
住宅建築を心がけています。
施工例 京都市左京区H邸「茶室のある新築住宅」 自社設計施工
すまいの相談や見学会を開催しておりますので
ぜひお気軽にご連絡下さい。
明日は京都府南丹市で築100年の古民家リノベーションをさせていただきましたY邸の完成見学会です。
まだ少しお申し込みに余裕がございます。7/22(金)17時までご予約を受け付けております。
京都府南丹市Y邸見学会