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京都市左京区T邸リノベーション工事 ビフォーアフター

京都市左京区で木造2階建の家をリノベーションしました。
昨年の11月から工事が始まり、今月上旬にお引渡しをさせていただきました。
T様この度は誠におめでとうございます。

今回はお施主さまがご実家にお住まいになるのを機に、リノベーションをしたいとのご相談がありました。
築38年のお住まいで、これまで何度がリフォーム履歴がありますが、
今回は内装や設備だけでなく、耐震面、断熱面も含めてのリノベーション工事をさせていただくことになりました。

お施主さまは、当初から、お住まいの傾きが気になっておられましたので、
工事前に調査をさせていただき、基礎の補強から行いました。

T邸のビフォーアフターと合わせて、工事内容をご紹介したいと思います。

外壁

外壁は塗装表面に劣化やクラック(亀裂)が見られたので、クラックを埋め、吹付タイル塗装を行いました。
リノベーション前はピンク系の洋風なイメージでしたが、今回は和風の外観をご希望でしたのでベージュ系の落ち着いた印象の外壁に変化しました。
【ビフォー】

【アフター】

屋根

T邸は以前に外壁塗装と内装のリフォームはされていますが、屋根の吹き替えは今回が初めてになります。
建設当時に人気があった、S瓦が施工されおり、
38年の歳月で、釉薬が剥がれ素地が現れた状態でした。

リノベーションでは和風のイメージに合わせ平板瓦を採用し、スッキリとした印象の屋根になりました。
今回の工事で屋根からの雨漏れは確認出来ませんでしたが別の箇所でお住まいの間は気が付かなかった雨漏れも確認し、補修を行いました。

【ビフォー】

【アフター】

基礎

初めて弊社に改修のご相談にお見えになった際、お住まいの傾きが気になっているという事でお話をお聞きしました。

工事前に調査をさせていただいたき、布基礎の土間が土のままで数カ所地盤の沈下を確認しました。
布基礎の立ち上がり部分では沈下はなくフーチングも確認出来、基礎のクラック等は見当たらなかったので、
既存の基礎立ち上がりに、後施工でD10の鉄筋を差し込み、新しく鉄筋の入った基礎を抱き合わせで補強しました。
土間は砕石を入れて転圧し防湿コンクリートでこれ以上下がらない対策をしました。

【ビフォー】

既存基礎に後施工で鉄筋を差し込み、新しい抱き合わせの為の基礎の鉄筋を組んでいく様子

【アフター】

構造補強

壁の構造補強としては、昭和59年に新築されたもので新基準には対応していたものの既存の筋交いには十分な金物が付いていない箇所もあり、新しく筋交い金物を入れたり、一部耐力壁を合板等で新設しました。
キッチンがある壁面には構造用合板と合わせて、Mクロスという、クロス下地兼用の補強材を使っています。

【アフター】
筋交いに取り付けた金物

サッシの右側の壁は新設した耐力壁

断熱材

築30年~40年の木造住宅は断熱性能が低いことが多いです。
無断熱だったり、断熱材が入っていても5センチ程度の薄いものだったりします。
T邸は無断熱だった床、壁、天井に断熱材を充填しました。

余談になりますが天井裏には換気の為のガラリがしっかり取られていて内部結露の心配はなさそうでしたが、
網などがないタイプだったで合計で7個引っ越し後のハチの巣を見つけました。大工さんが網を取り付けて下さって、
以後虫や小動物が入らない対策も合わせてして下さました。換気口などが大きく取られている小屋裏などはリフォーム
でそういったものの侵入を防ぐ対策をするのも重要に思います。
また、1階リビングの床には床暖房も設置しました。

【アフター】
床にはポリスチレンフォームの断熱材

壁にはグラスウール

小屋裏(天井裏)にはグラスウール

リビング床には床暖房を設置

窓の断熱

玄関と1階部分の窓の一部はカバー工法で数カ所は取替で断熱性能が高いものに入れ替えています。
カバー工法は、既存のサッシの上から取り付けができるので、壁を壊すことなく、施工することができます。
少しガラス部分の面積が小さくなりますが、短い工期で、コストも抑え、断熱性能の高いサッシに交換することができる方法です。
外部に人が入るスペースのない所などでも施工可能なサッシもあります。

【ビフォー】

【アフター】

住宅設備

1階にあるキッチン、お風呂、洗面台、トイレは新しいものに入れ替えました。
トイレは洗面脱衣室にあったので、別の場所に設置しました。
お風呂、洗面脱衣室はタイル貼りで、寒く感じておられましたが、
今回断熱改修も合わせて行いましたので、リノベーション前とは比較して随分過ごしやすくなりました。

【ビフォー】

【アフター】

設備の入替や、内装の刷新でお住まいの印象が変わっただけでなく、耐震性、断熱性でお悩みだった部分もリノベーション工事をさせていただき、お施主さまには大変喜んでいただきました。

今回のブログに関連した記事はこちらをご覧ください
住まいのリノベーションを考える

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