下記日程を夏季休暇とさせていただきます。
ご迷惑をおかけ致しますがどうぞご了承の程宜しくお願い申し上げます。
令和2年8月14日(金)~8月17日(月)
期間中に頂戴しましたお問合せなどのお返事は18日(火)以降に対応させていただきます。
下記日程を夏季休暇とさせていただきます。
ご迷惑をおかけ致しますがどうぞご了承の程宜しくお願い申し上げます。
令和2年8月14日(金)~8月17日(月)
期間中に頂戴しましたお問合せなどのお返事は18日(火)以降に対応させていただきます。
そこに住む人々の成長や環境が変わると、住まいに求めるものが変わっていきます。
子供が産まれる・巣立つなどの良い変化以外にも加齢に伴った体の変化など様々な事情がありますが、人々の変化に合わせて住まいも変化させることが快適性に繋がります。
特に先祖代々受け継いできたような古き良き日本の住居は、専門性が高いために気軽に手入れをすることが今までできなかったということもあるかもしれません。
何か悩みがあり住まいの状態を変更、改善したいと思っている時には、一度に様々な悩みを解決する手段としてリノベーションという方法もあります。
リノベーションについて詳しくお知りになりたい時には今回の内容を参考にしてみてください。
リノベーションについて実際に相談を受けた時の流れを説明していきましょう。
当社では、施主様からご相談を受けた時には、まずじっくりとお考えやお気持ちを伺います。
理想的な家は人それぞれに求められるご要望が異なるので、ご相談の時点でどのようなご希望があるか、現在の住まいについて改善したい点などについても詳しく確認していきます。
施主様の想いを形にするための方法を一緒に考えている段階なので気になることは全てお伝えください。
もしすでに何度か他社様にご相談されて思うように進まないときには、他社に相談して解決を図るのも一つの方法です。
その後は、ご相談内容に合わせてプランニング・お見積もり・契約・工事を行っていきます。
ところで、リノベーションの目的にはどのようなものがあるのでしょうか。
よく似たリフォームという言葉がありますが、リフォームは老朽化した設備を元の状態に戻すことを目的としています。
経年劣化するなどで住居環境が悪化した時には、リフォームで新築同様にすると良いでしょう。
一方リノベーションは、リフォームとは異なり大規模な工事によって、違った要求をかなえる状態にすることを目的としています。
具体的には、省エネ対策や耐震構造、内装の変更、スロープなどの新設備の設置などです。
従来よりも新しい機能や設備を加えることで家族の年齢や身体能力など、それぞれのライフスタイルに合わせた住居環境へと変化させられるのがリノベーションの魅力です。
現在の住まいに何らかの不満があり、どのように改善したいかを考えた時にはリフォームかリノベーションのどちらが良いのかを併せて考えてみると良いでしょう。
実際にリノベーション工事を行う時には様々な方法があります。
古くから日本で使われている手法に在来工法というものがありますが、伝統的な工法のために高い専門的な知識と技術が必要です。
築年数が数十年から百年以上経過している住宅や古民家によく使われているため古民家のリノベーションには専門のスキルが要求されます。
町家は、奥行きが長くて間口が狭いという特徴がありますが、そのような間取りであっても広い空間を生み出す技術は様々です。
外の明かりが室内に入るようにする、家族が過ごしやすい空間を演出するなどの方法もありますが、職人としての知識や経験があるとできないとは簡単に言えず、
どのようなものでも柔軟に対応してゆきたいと思っています。
リノベーションを行う時には、住まいの特徴に合わせて対応できる工務店を選ぶようにすると良いでしょう。
リノベーションに重要なのが完成後のイメージをなるべく具体的に考えてプランニングを行うことです。
暗くてジメジメした室内であれば、明るくて防湿対策を施す等、具体的な問題点を双方で見つけてプランニングに盛り込むようにすると、完成後の生活でもっとこうすれば良かったと後悔することが少なくなります。
一度購入した住まいに手を入れる時にはリノベーションの経験が豊富なプロに相談することが近道です。
今は満足しているという方も将来に向けた住まいのリノベーションを考えてみてはいかがでしょうか。
こちらの記事もおすすめです。
古民家改修の再考
民家のリノベと活用
住まいの省エネを考える
3月に建物のお引渡しが終わりまして、引き続き着工させていただきました外構工事も終わりまして先日竣工写真を撮り終えました。
カメラマンはいつもお世話になっておりますスペースクリップの岡田さんです。
手前にある木は以前にお住まいの頃から育てておられました柿の木です。
そのまま残しております。
奥嵯峨で観光地にも近いという事もあり休日やシーズンは前の道を多くの方が通られます。
なるべく外からの目線を遮断して塀を建てる事で建物が奥に建っているように見せております。
その塀と玄関アプローチを使って通り土間にし屋根をかけ雨の日でもお子様がボール遊びが出来るように天井を高くしました。
イメージのヒントはお寺の回廊です。
内部はフローリングは全て栗です。
主要な構造材は京都府産の杉桧を使っております。
2階のフリースペース件書斎には大容量の杉板で造作しました本棚があります。
4畳半の和室は壁を聚楽の左官壁で天井はヨシベニヤで仕上げております。
床柱は北山杉です。
お施主様と少しこだわりました家事室兼の洗面脱衣室です。
使い勝手を考慮して棚とクロップドシンクを配置しました。
竣工写真は引き続き施工実例のアップ致します。
施行中のブログはこちらです。
京都市右京区「嵯峨小倉山の家~通り土間のある家~」仕上げ工事
「和風住宅」25号に「北白川の家」「嵯峨鳥居本の家~地松のゴロンボがある家~」「エル・ラガール~新築京町家~」が掲載されました。
『北白川の家』は6ページにわたり、プランから、意匠の内容まで詳しく紹介されています。
特集ページは『障子の美』。障子の成り立ちから、現代の住宅での使われ方などを紹介しています。
日本建築の伝統美をビジュアルと文章で堪能できる内容の一冊です。
■発行日:2020年8月11日
■価格:3,000円+税
■体裁:A4変形 200ページ
■発行:新建新聞社
「和風住宅」25号に掲載の施工事例はこちら
「北白川の家」
「エル・ラガール」~新築京町家~
「嵯峨鳥居本の家」施工事例
学生時代に将来の就職先を考えている時に有効なのがインターンシップの活用です。
建築業界でも、それ以外の業界と同様にインターンシップの学生が訪れる機会があります。
今回は建築業界とインターンシップについてご紹介します。
インターンシップは、企業が学生に就労体験を提供することを言います。
学生側は将来働く企業を考えるきっかけになりますし、今後の学生生活だけでなく社会人になった際にもインターンシップの経験が役に立つことでしょう。
春休みや夏休みを利用した長期体験から数日間まで幅広い日数で行えるのがインターンシップの良いところです。
業界によってはインターンシップ経験が就職に有利なこともあるため、学生時代に積極的に参加する方もいます。
もちろん、建築業界でもインターンシップの学生を受け入れることは将来の担い手を育てるためにも重要です。
それでは、現場に来たインターンシップ生はどのようなことが学べるのでしょうか。
インターンシップ生は、建築現場ではプロの作業を間近で学べます。
現場の見学や社員から直接説明を受けられるため、建築業界を学べる貴重な機会となることでしょう。
具体的には無資格者でも行えるような作業補助が基本となりますが、学生のうちから新入社員のような経験できるので、少しでも興味があれば積極的にインターンシップを活用することをおすすめします。
将来的にインターンシップ生の受け入れを考えているという建築現場も多いのではないでしょうか。
プロの現場に学生を入れるのは少し気がかりだという考えもあるかもしれません。
しかし、それはもったいないことです。
インターンシップ生を受け入れることは建築現場でも大きなメリットがあります。
人に物事を教えるためには、自分の知識がしっかりと確立されていなければなりません。
インターンシップ生に教える内容をブラッシュアップすることで新入社員に対する教育体制の充実にも繋がります。
教育体制が整うことで新入社員の定着率増加にも繋がるでしょう。
フレッシュな考えを持つ学生を受け入れるとそれに接した自社社員のモチベーションがアップすることがあります。
「自分が新入社員の時代を思い出した」、「後輩の育成に充実感があった」というような意見が出てくるのであればマンネリ化した現場に新しい風が吹き込んだともいえるのではないでしょうか。
インターンシップには、参加する学生側と受け入れる現場側のどちらにも大きな期待があることでしょう。
一般的には、どのような点が挙げられるのでしょうか。
学生側は、仕事の内容を知り自分の適性を理解することを目的にしています。
業界の研究や職業体験を通して、将来の就職活動にも活かせることでしょう。
大学ではインターンシップへの参加を単位認定しているところも多く、長期間参加したい学生にとって利用しやすい環境が整っているので、昔に比べるとインターンシップは普通に利用するという考えになってきているかもしれません。
一方現場側は、普段学問として学んでいることを実用化できるレベルまで成長してほしいと考えています。
現場で大事に考えていることを、将来社員になるかもしれない相手にしっかりと伝えたいという気持ちもありますが、どのようなことでも積極的に学ぶ姿勢があり上手くコミュニケーションをとれる方であれば問題なく過ごせると思います。
インターンシップ生としてはまだまだ成長途中の段階で参加することに不安に感じているかもしれませんが、たくさんのことを吸収できる機会と考えてできるだけ積極的にインターンシップに参加してみることをおすすめします。