最新情報一覧

宮川町の京町家 寿司レストラン 路地中ノさん

宮川町、元割烹飲食店の京町家リノベーション。寿司レストラン 路地中ノさんの改修工事現場です。

オープンに向け最終の工事が進んでいます。

こちらの京町家は細かい部分に様々な材料を使用しています。
今回は少しご紹介させていただきます。

路地
路地の部分。壁面の収納扉の部分は桐材を使用しています。。

路地中ノカウンター
カウンター材はケヤキの1枚物です。黒い天井の部分は左官の塗り仕上げです。
床
床は角材を木口切りにして小端たてにして敷き込んで仕上げています。

2階
2階席は既存の隠れていた大きなゴロンボをあらわしたお部屋。一部畳を敷く予定です。

2階席
折り上げ天井が特徴的な和室。こちらには畳が敷かれる予定です。

2階廊下
2階の廊下部分。床材はホワイトオークを使用しています。

竣工しましたら、他の部分もご紹介させていただきます。

完成間近。オープンが楽しみです。

ステンドグラス

ステンドグラスとは

色のコントラストが美しいステンドグラスは、さまざまな色ガラスをカットし、それを組み合わせて絵や模様を組んでいくものです。
色ガラスを接合するだけでなく、表面に顔料を焼き付けるものもあります。

ステンドグラスで連想するのが教会ではないでしょうか。
教会や西洋館の窓によく用いられています。

ステンドグラスから入る光はとても美しく、見る者を魅了しています。
ステンドグラスは窓だけでなく、ランプの傘や工芸品などの小物も作られています。

ステンドグラスの歴史

ステンドグラスには古い歴史があります。
ステンドグラスはキリスト教とともに誕生したと言われています。
つまり、キリスト教に基づいた芸術品であったと言えるでしょう。

現在のように窓用のステンドガラスが作られるようになったのが西暦400年頃です。
11世紀になるとステンドグラスは各地でさまざまなものが作られました。
世界的に有名なステンドグラス作品が作られたのもこの頃です。
12世紀になると建築用(窓用)の大きな作品が作られ始めました。

日本においての初めてのステンドグラスは19世紀末にフランスから贈られた「十字架のキリスト」です。
長崎の大浦天主堂に贈られたものです。
日本国内でステンドグラスが作られ始めたのは明治40年のこと。
それから今日までステンドグラスはさまざまなデザインのものが作られ続けています。

住まいとステンドグラス

現在、ステンドグラスを取り入れた住宅に人気が高まっています。
ステンドグラスを窓やドアに採用することで、光と影が映える美しい住宅になります。
デザイン性が高く、透明な窓と違い、プライバシーを守ることもできます。
玄関やリビングに採用するのが一般的であり、プライバシーを守るのに十分に採光することができます。

住宅の外部に使用するステンドグラスは、一般的にステンドグラスの外側にガラスが入りペアガラス構造となっています。
断熱性や防音性に優れており、オプションで防犯加工も可能です。
新築住宅の窓に取り入れる方も多いのですが、窓のリフォームの際にステンドグラスを取り入れる方も増えています。

身近にステンドグラスを使うには

窓としてステンドグラスを使うのも良いのですが、もっと身近に使いたいという方におすすめなのがインテリアとしてのステンドグラスです。
照明器具として家具の上にテーブルの上に置くだけで、素敵なインテリアの一品になります。

また、リフォームを考えている方におすすめなのが壁にはめ込むステンドグラスです。
洗面所やトイレ、廊下などの壁にさりげなくはめ込む(埋め込む)だけでも良いのですが、中にあかりを入れることでちょっとした照明にもなります。
綺麗なだけでなく、実用性もあるのでおすすめです。

建具としてステンドグラスを取り入れるのも良いでしょう。
ドアの一部分に取り入れるだけで個性豊かなドアになるでしょう。
身近にステンドグラスの教室もあり、ここで作った作品を住まいの中に取入れて楽しまれる方もいらっしゃいます。
ステンドグラスは暮らしを楽しむための住まいの中のインテリアの一品ですね。

【京都市 音羽の家】 竣工写真撮影

今春に完成しました【京都市音羽の家】お施主様のご厚意で、竣工写真の撮影にご協力いただきました。
今回カメラマンさんに同行させていただきました。
こちらは以前にブログでもご紹介させていただいております2世帯住宅です。

リビング
ステンレスのアイランドキッチンとナチュラルなカバフローリングに椅子の色がアクセントになっています。
インテリアもとても素敵です。

和紙張戸
縁なしの畳や和紙貼りの押入戸のやわらかい色。
和室ですが、モダンな印象です。

今回のスナップ写真は2階部分ですが、
竣工写真が届きましたら、1階も含めて施工事例でご紹介させていただきますので楽しみにお待ちいただければと思います。
お忙しい中撮影にご協力くださいましたお施主様には本当に感謝です。ありがとうございます。

木材の乾燥について

木材の乾燥方法(人工乾燥、天然乾燥)

伐採した木材には大量の水分が含まれています。
木材は乾燥させないと基本的には使用することができません。

木材を乾燥するには主に「人工乾燥」と「天然乾燥」の2つの方法があります。
「天然乾燥」は昔ながらの乾燥方法であり、屋外で天日干し等自然の状態で乾燥させるものです。
機械により強制乾燥させる「人工乾燥」にはさまざまな方法があります。
その中で最も多いのが「蒸気式乾燥法」です。

乾燥庫と呼ばれている装置に木材を入れ、その中の温度を40℃~120℃の間で調整をして乾燥させます。
どんなに高温にしても湿度が高いのでは乾燥の邪魔になるため、湿度をきちんとコントロールしながら乾燥させていきます。
後、減圧式乾燥や燻煙乾燥という方法もあります。

人工乾燥の利点、欠点

人工乾燥の利点

  1. 短時間で乾燥させることができる
    人工乾燥は短時間でしかも大量に木材を乾燥させることができます。
  2. 損傷を抑えることができる
    天然乾燥の場合、外部要因により木材に損傷を与えることがありますが、人工乾燥であればそれを抑えることができます。
  3. 寸法の安定性が高い
    人工乾燥は短時間で木材を乾燥させることができるため、木材の寸法に安定性があります。
  4. 含水率の調整ができる
    人工的に乾燥させるため含水率の調整をすることができます。

人工乾燥の欠点

  1. 材木のくすみや内部割れ
    高温で強制的に乾燥させるため、木材のくすみ(変色)や内部割れのリスクが高くなります。

天然乾燥の利点、欠点

天然乾燥の利点

  1. 木材の色艶が綺麗に保たれる
    天然乾燥は自然に乾燥させるため、木材自身が持つ色艶を保ったまま乾燥させることができます。
  2. 誰でも木材を乾燥させることができる
    木材乾燥の知識がなくても簡単に乾燥させることができます。
  3. 乾燥コストがかからない
    人工乾燥の場合は木材を乾燥させるのにコストがかかりますが、天然乾燥の場合は乾燥コストがかかりません。

天然乾燥の欠点

  1. 乾燥に時間がかかる
    天然乾燥で木材を乾燥させるにはかなりの時間が必要です。
    乾燥がきちんと完了するまでにカビが発生したり、虫害にあうこともあります。
    そのため、木材として製品にするまでの歩留まりが少し悪くなってしまうことがあります。
  2. 素材の欠点が出てしまう
    天然乾燥の場合、素材自身が持つ欠点がそのまま出てしまう恐れがあります。
  3. 寸法の安定性が低い
    湿度の微妙な調整ができないため、寸法の安定性が低くなります。

木材樹種と乾燥について

木材とはひとことで言ってもさまざまな種類があります。
杉、桧、松をはじめ本当に数多くの種類があります。
木材の樹種によって、乾燥の進み具合などが異なります。

乾燥しやすいもの、乾燥しにくいもの、割れが生じやすいものなど樹種によって性質はさまざまです。
製品とするには、これらの性質をきちんと把握しながら乾燥させなくてはなりません。
含水率、乾燥させる過程で割れやすいなどそれぞれの樹種の性質を把握した上で乾燥させるのはなかなか難しいものです。

乾燥が特に厄介だと言われているのが「ナラ材」と「ウォールナット材」です。
ナラ材は割れやすい樹種であり、ウォールナットは乾燥しにくい樹種です。
又、杉材も特に乾燥しにくい樹種です。

乾燥と住宅建設までの流れ(期間)

木材は乾燥したものでないと住宅建材として使用することができません。
木材乾燥には天然乾燥と人工乾燥の2つの方法があり、それぞれ乾燥期間に違いがあります。
天然乾燥は乾燥にかかる時間が長く、半年から1年ほどかかります。
構造材等の大きな材は2年~3年かかってしまうことも。
板材等の薄い材料は1~2週間で乾燥(人工)します。

構造材においても人工乾燥の期間は、中温乾燥で平均して2週間程度です。
乾燥を終了した木材はそれぞれの用途に合わせて再製材されます。

それから住宅に必要な土台、柱、梁、等を注文して大工さんの加工若しくは
プレカットの加工に廻され、現場での建て方へと進みます。