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京都市左京区 下鴨の家

3月に和歌山県へ材料を見に行きそして建て方が同じ月の終わり頃にありました。
こちらは前日の土台据付の様子です。

工場で見せていただいた桧です。桧の香りが現場中いっぱいです。

そして翌日の上棟です。残念な事に現場に行けたのは夕方近くになってからでほとんどいい所が見れませんでした。
平屋のお住まいですが天井の高さをたっぷり取っておられるので建物の高さは周辺の二階建のお住まいより少し低いくらいでした。

そして内部の軸組です。柱は幾つか現しで見えてくるのですが梁は現しそのままで見えてきます。(和歌山で見せていただいたものです。)

こちらのお住まいは木材を主にご案内させていただいたのですが気密住宅(地域型住宅グリーン化事業・低炭素住宅)としても設計されています。
土台と基礎の間の基礎パッキンは外部に面する外周部は気密パッキンで内部にあたる部分は通気のとれるパッキンを採用されています。

そして基礎断熱です。

床下も同じ室内として考え天井までの空気の流れは床下も含め流れるように計画されています。(床にはガラリがつけられます。)
気密住宅の考え方として断熱材を使って夏の暑さや、冬の寒さを防ぎます。気密をすることで外部からの空気の漏れを防ぎます。そうすることにより冷暖房に頼り過ぎなくても年間を通して快適な室温を保つことが出来きエコロジーなお住まいになります。弊社自社物件ではまだ実践させていただいたことがないのですが、技術を少しでも習得してみなさまのお住まいづくりにお役に立てないか日々勉強中です。
現場は屋根仕舞いが終わり断熱材が充填されています。また引き続き現場状況をアップさせていただきます。

 

薪ストーブとペレットストーブ

住まいのストーブの種類

住まいで使われているストーブにはいくつかの種類があります。
これまで主流となっていた「エアコン」や「ファンヒーター」は、電気や灯油を原料とし暖かな風を出すことで部屋全体を温めます。
最近では、炎で部屋を温めるタイプのストーブの人気が急上昇しています。
新築やリフォームの際に炎で部屋を温めるストーブを導入される方が増えています。
「薪ストーブ」や「ガスストーブ」そして「ペレットストーブ」はそれに該当します。
ストーブの種類によって、ランニングコストや快適さに違いがあるのはご存知のことと思います。
何を重視するかによって選ぶストーブが決まるでしょう。

炎が出るタイプのストーブの場合、部屋を暖めるだけでなく、そこでちょっとした料理ができるのも魅力的です。
煮込み系のお料理を作ったり、お湯を沸かしたり、ピザやパンを焼くことだってできるのは嬉しいものです。
光熱費の節約にも繋がるタイプのストーブを、と考えている方は薪ストーブやペレットストーブがおすすめです。

薪ストーブ(燃料、調達、利点等)煙突必要

薪をくべて火をおこすタイプのストーブが薪ストーブです。
薪ストーブの燃料は木材(薪)です。
乾燥した木材をストーブの中に入れて着火させます。
最近ではホームセンターでも薪ストーブ用の薪が販売されています。
都会ではなかなか燃料を自分で調達することが難しいため、ホームセンターなどで販売しています。
薪を置くスペースは一般的に屋外になるのですが、雨により濡れてしまったものをストーブの中に入れるのは危険です。
水分を含んでいる薪がストーブの中で爆ぜてしまうことがあるため、きちんと乾燥させてから使用するようにしましょう。

薪ストーブには煙突の設置が必要です。
暖められた空気が煙突により上の階まで行き渡るのは薪ストーブの利点です。
たった一台で家中を暖めることのできる薪ストーブは、暖房能力が高いのが大きなメリットです。
体の芯まで柔らかな暖かさを感じることができるだけでなく、見た目が柔らかい炎が心を癒してくれるに違いありません。

また、薪ストーブは実用性や機能性に優れており、さまざまな料理を作ることができます。
慣れない内は少々難しいかもしれませんが、火加減のコツさえつかんでしまえば、料理の幅が広がります。
キッチンで炒め物などを作っている間、ストーブで煮込み料理や焼き料理を作ることができるなんて一石二鳥です。

ペレットストーブ(燃料、調達、利点等)

ペレットと呼ばれる木質燃料を燃料にして火をおこすストーブがペレットストーブです。
薪ストーブとは違い、間伐材などを粉砕しそれを小粒固形に成形圧縮して作られた燃料のため、現代に適したエコ燃料だと人気となっています。
しかも、薪ストーブとは違って、燃料を保管しておく場所もわざわざ確保しなくても大丈夫です。
但し10kgの袋詰めされたペレットをおいておく場所はいります。

ペレットストーブは基本的に電源を必要とします。
燃料に着火させるために電気を使ったり、電気により風を発生させるなど幾つかのタイプがあります。
とても便利なのは燃料を自動で供給してくれるタイプのもの。
「燃料がなくなっていつの間にか消えていた」と言う心配がないため、とても便利です。
スイッチ一つで着火するのは簡単なので、女性やご年配の方でも安心です。
最近ではリモコンがついているタイプも登場しています。
もちろん、ローカルな手動着火タイプのものもあるため、好みによって選ぶことができるのは魅力的です。

燃料が木質ペレットですから、エコ暖房ですし、嫌な臭いが一切しません。
ペレットが燃えた後の灰の量も少ないためお掃除もとっても楽チンです。
煙突は不要ですが、外部への排気筒は必要です。
柔らかな暖かさが家中広がるので、寒冷地にも向いています。
そんなペレットストーブの燃料である「木質ペレット」は、ペレットストーブ販売店やホームセンター、そしてインターネットなどで購入することができます。

ストーブの効用(木の住まいは、ストーブが多い)

薪ストーブやペレットストーブは、エアコンやファンヒーターとは違いかぜをおこさずに部屋を暖めるのが特徴です。
昔からログハウスには薪ストーブがつきものであったように、最近では木の住まいに薪ストーブやペレットストーブを選ぶ方が増えています。
そのため木の住まいと、放射熱を発する薪ストーブやペレットストーブは非常に相性が良いものです。
薪ストーブやペレットストーブを設置したいと考えているのなら、間仕切りが少ない間取りにするのがおすすめです。
リビングに吹き抜けや階段を設ければ暖かな空気が2階へ行き渡ります。

京都市西京区「桂坂の家」内部下地工事

先日無事上棟しました、京都市西京区「桂坂の家」の現場です。

こちらはソーラーシステム「そよ風」を設置し、空気を循環させる仕組みを取り入れた住宅。
断熱性能や気密性能をしっかりと組み合わせ、快適な温度で過ごせる住まいになるよう工事を進めています。

現在内部の下地工事が進んでいます 勾配天井を活かしたロフトのある空間も少しずつカタチになってきました
天井下地貼り

屋根面には「そよ風」が設置され、室内の温度を快適に保つため、内部は気密シートで覆われています
換気扇

南側の開口も大きく気持ちの良い風が入ってきます 吹抜けを通して1階リビングにも光がはいる設計です
南面開口

作業用に合板が貼ってありますが、リビングは吹抜けの空間になります
吹抜け

こちらには防音室が入ります
防音室

今後も「桂坂の家」現場からご紹介させて頂きます!!

前回のブログはこちら↓↓
京都市西京区「桂坂の家」プレカット打合せ

風致地区について

風致地区とは

風致地区とは、都市の風致を維持するために定められる地区のことです。
風致地区に指定されるのは、主に都市計画区域内の住環境に優れたエリアです。
自然や歴史に関わる重要な風致を維持するため風致地区に指定し、付近の環境の調和が乱れないようにさまざまな規制が設けられています。
例えば、木々を伐採したり、森林を破壊するような行為をおこなう、高層建築物を建てることは固く禁止されています。

また、住宅建築においても、一定の規制が設けられているため、もしかしたら希望通りの家を建てることができないかもしれません。
そのため、風致地区に指定されているエリアに家を建てる場合は注意が必要です。

風致地区と比較されるのが「緑地保全地区」です。
どこが違うの?と疑問に思っている方もいらっしゃると思います。
双方の大きな違いは、圧倒的に緑地保全地区の方が規制が厳しいところです。
緑地保全地区は、現状を絶対に壊してはならない、現状を凍結的に保全しなくてはならない地区のことです。
それに対し風致地区は、規制されている行為をおこなわなければ、ある程度改変をおこなっても良いとされています。

また、もう一つ「景観地区」に指定されている地区があります。
景観地区は人工的な景観、いわゆる建物が対象となっているのに対し、風致地区は主に自然景観の維持が対象となっています。

京都では風致地区はどこに

京都府の風致地区は「西国風致地区」と名称が定められています。

【京都府の風致地区】

  • 日向市日向町
  • 物集女町
  • 寺戸町
  • 長岡京市粟生
  • 天神2丁目
  • 梅が丘1丁目
  • 大山崎町大山崎
  • 円明寺地区
  • 宇治(宇治、黄檗、三室戸)
  • 宇治田原

また、京都市、宇治市、宇治田原町では、別途風致地区を定めています。

【京都市の風致地区(全17地区)】

  • 相国寺
  • 鴨川
  • 上賀茂
  • 比叡山
  • 東山
  • 醍醐
  • 伏見桃山
  • 西国
  • 嵯峨嵐山
  • 西山
  • 北山
  • 紫野
  • 船山
  • 鞍馬山
  • 大原
  • 大技大原野
  • 本願寺

京都には数多くの歴史的建造物や街並み、寺社仏閣などがあります。
そのため、たくさんの地区が風致地区に指定されています。
日本の宝とも言える京都の歴史的街並みや建造物は、これからも守り続けなくてはならない存在です。
風致地区に指定されていない地区にも、古都京都らしい街並みが残されているところもあります。
新しい建造物も必要ですが、古い建造物も文化や歴史を知る上で失くしてはならないものであるといえるでしょう。

風致地区の(第一種~第三種)内容(と規制)建ぺい率、隣地後退距離、道路後退距離、屋根や外壁の色等

風致地区の始まりは大正15年にまで遡ります。
東京の「明治神宮内外苑付近地区」が初めて風致地区に指定されました。
風致地区は最近始まった制度ではなく、昔からある制度なのです。
風致地区の指定に関しては、10ha以上の地区の場合、都道府県や政令市により指定されます。
逆に10ha未満の地区であれば、市町村が指定できます。

京都では地区の特性に応じて、風致地区を第1種地域から第5種地域までの種別に分類しています。
建物の高さや建ぺい率の上限など、種別ごとに分かれています。

【第1種地域】

  • 建物の高さ 8m
  • 建ぺい率 10分の2
  • 後退距離(道路部分)3m
  • 後退距離(その他部分)2m
  • 緑地の規模 10分の4

【第2種地域】

  • 建物の高さ 10m
  • 建ぺい率 10分の3
  • 後退距離(道路部分)2m
  • 後退距離(その他部分)1.5m
  • 緑地の規模 10分の3

【第3種地域】

  • 建物の高さ 10m
  • 建ぺい率 10分の4
  • 後退距離(道路部分)2m
  • 後退距離(その他部分)1.5m
  • 緑地の規模 10分の2

【第4種地域】

  • 建物の高さ 12m
  • 建ぺい率 10分の4
  • 後退距離(道路部分)2m
  • 後退距離(その他部分)1.5m
  • 緑地の規模 10分の2

【第5種地域】

  • 建物の高さ 15m
  • 建ぺい率 10分の4
  • 後退距離(道路部分)2m
  • 後退距離(その他部分)1.5m
  • 緑地の規模 10分の2

また、風致地区内では、屋根の形状や材料、外壁仕上げや色彩などの項目においても基準が設けられています。

風致地区(の規制)は町並を整える

風致地区に指定された区域内で、住宅やその他建物の新築や増改築をおこなう場合には、定められた制限を厳守することが求められます。
周辺区域の風致と不調和にならないことや、屋根や外壁の色彩が風致に調和していることなどです。
つまり、風致地区は街並みを整えなくてはならないため、そういった細かな制限が定められているのだと解釈しましょう。

仮に風致地区において、奇抜なカラーの外壁や変わった屋根の建物があった場合、何だかそれが目立ってしまい、せっかくの景観が台無しになってしまう恐れがあります。
住環境に優れた美しい町並みを後世にまで受け継ぐためには、確かに細かな規制が必要です。
それがなければ、現在まで残っている「歴史的なもの」や「自然」が失われてしまうかもしれません。
規制に沿って町並みを整えることで、より素晴らしい地区となるのではないでしょうか。