「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
京都市右京区にて、竹内工務店の注文住宅「木楽の家」のF邸新築工事が進んでいます。
5月に地鎮祭を執り行い、ついに着工。京都の木をふんだんに使った、「京都の木の家」です。
このたび、3日間にわたる建て方工事が無事完了しました!
前日までに2日ほどかけて総勢6名の大工さんで土台廻り、基礎断熱の敷き込みを完了しました。
写真の中にちらりと写りこんでおります緑ののぼりですが、こちらは「京都府産の木」を使ったお住まいや、商業施設などを建てる際に皆様の目印になるように立てています。
弊社は、環境にやさしい地域材を使う工務店として京都府産木材認証制度(緑の工務店)に登録しております。京都府産の認証木材を使う事は、京都府の山の整備にもなり、また輸送時の二酸化炭素排出量の削減にもつながります。
京都府が進めていますひろがる京の木整備事業という補助制度やローンの優遇制度などもありますのでこちらのリンクをご参照下さい。
さて現場ですが、建て方が進むと一気に建物の大きさが分かります!そして木の良い香りします。
今回は藤田木材さんの燻煙乾燥させた京都府産の杉・桧を使っています。50~70度でゆっくり燻しているのが燻煙乾燥木材で表面が焦げ付かず割れが生じにくい、木肌の美しさを保った木材をつくることが可能です、今回は一部は柱や梁が見える真壁の部分もあり一部化粧材として使用する材料もあり、こちらの燻煙乾燥の木材でお願いしました。納材前にも弊社社長と現場監督としっかりプレカット工場まで検品にも行かせていただきました。
F邸は弊社設計施工の木の家 「木楽の家」です。建物の形状を活かした1階リビングは平面上はさほど広い空間ではないですが、下屋の勾配を活かし勾配天井として空間を広く演出しています。
他の梁とままた少し形が違うゴロン梁が見えてきます。こちらは地松を使っています。中からみるとこんな感じです。
また弊社自設計の木楽の家は屋根下地の野地板に無垢板を使用しています。
自然災害などで屋根材が傷んだり、割れたりして万が一の雨漏れなどが起こっても無垢板の場合はしっかり乾かすことにより再度利用することもできます。また杉板にも断熱性能や調湿性能があるため内部結露なども起こりにくいと言われております。
こちらの物件は構造見学会を開催する予定です。またお知らせいたします。
近日開催します木の家の完成見学会はこちらになります。「N邸新築工事」
注文建築の木造事務所の完成見学会はこちらになります。「K計画新築工事」
以前のブログはこちらをご覧下さい。
京都市右京区「F邸新築工事」工事が始まりました。
最新の京都府産材を使った施工例はこちらをご参照下さい。
京都市右京区「シン京町家」
京都市西京区「S邸」
弊社木楽の家はこちらをご参照下さい。