建築中一覧

京都市右京区 木造住宅のリノベーション大工工事

前回に引き続き、木造住宅のリノベーション工事。

解体工事が終わり、建物の骨組みが見えてきました。

現場では大工工事が進んでいます。

木材に蟻害もなく、床下も乾いた状態です。元ある基礎、土台の上に床下地を組んでいきます。
新しく床下地に使う材料は防蟻効果のある桧材を使用しています。

解体後床下地工事

改修部分は床レベルを合わせて、バリアフリーな空間にしていきます。
床束を足し、大引、根太の上に構造用合板で剛性を高めていきます。
床レベル

現状では柱間に何も入っていない壁の部分に、
今回の工事で筋交いを足す、構造用合板で補強をする、新設壁でも耐力壁をプラスしていきます。

解体後

外に面する壁には断熱材が施されます。
古い建物の趣を活かしつつ、過ごしやすい室内空間にしていきます。
基礎

京都市右京区 木造住宅のリノベーション 解体工事

京都市右京区の木造住宅のリノベーション工事の現場です。
約50年間住み継がれてきた大切なお住まいを、これからのライフスタイルに合わせて工事をしていきます。
趣のある既存の部分を活かしながら、構造補強と断熱性能をよくする工事を施し、バリアフリーで過ごせるLDK空間と、応接もできるサンルームのある住宅になる計画です。
本日から解体工事が始まりました。

作業に入る前に打合せをしています
打合せ

今回は、部分的に解体が必要なので、場所毎に詳しく解体業者さんと範囲を確認していきます
範囲の確認

建具も取り払われ、着々と解体が進んでいきます
建具

天井裏も見えてきました
解体工事

解体後には既存の基礎などの状態もわかってきます。
状況を確認しつつ工事が進んでいきます。

京都市西京区「桂坂の家」そよ風

連日の雨もようやく上がり、今週は京都市内30℃を超える暑い日になっています。

こちらの住宅はパッシブデザインの考え方を取り入れ「そよ風」を導入しています
壁、天井の断熱材、そよ風で室内の熱い空気を外部に排出している効果で、室内は外の温度と比較すると、ずいぶん過ごしやすく感じます。
部屋

「そよ風」の仕組みは
【集熱】太陽など自然エネルギーを取り込み、室内環境に活かす
【熱移動】集熱した空気をダクトで床下に送り込む
【蓄熱】床下の土間コンは大きな蓄熱容量を持ちます
【採涼】夏の夜間の放射冷却を利用する

屋根軒先から空気を取り入れたり、排出したりします。
今の時期は熱い空気を排出しており、手を当てると熱い空気が出ているのが分かります。
屋根

金属屋根で集めた空気をこちらのユニットから取り込みます。ダクトはまだ接続されていない状態です。
機械

集熱した空気をダクトで床下に送り込みます
ダクト2

土間コンクリートに空気を送る部分。床吹出口から、冬は暖められた、夏は冷却された空気が出てきます。
床下

外部の足場も取れ、完成に近づいてきました。こちらは完成見学会も予定しております。また詳細はホームページで告知させていただきます。
外観

京都市左京区 下鴨の家

こちらのお住まいの様子、前回アップさせていただいてから随分と経ってしまいました。
前回ブログの上棟から
しばし屋根仕舞いをしまして上棟式も無事おわりました。(少し前ですが。。。)

ハッピを羽織るとやはり身が引き締まります。今後の工事の無事とお施主様が職人への労いの会を開いて下さいました。とてもいい時間でした。ありがとうございました。

LDKの天井にはJパネルが使われています。構造材と同じく紀州の杉が使われています。とても綺麗です。

最初は赤みが強く感じますが経年で色は同じようになってきます。

こちらは前回ブログでご紹介させていただきました桂坂の家と同じく気密で設計をされています。
壁の面材と柱の間に気密パッキンを入れております。外壁側の透湿防水シートの継ぎ目にもしっかりと気密テープを貼っています。

そしてサッシがついた先日こちらでも気密テストを行いました。

今回は2台異なる機械で測定です。

監督、大工さんが心配そうに結果を待っております。
結果は設計士さんがご想定されていたより良かったそうです!

同時に内部の造作工事も進んでおります。

大工さんは枠材をカンナで仕上げ中です。

 

 

 

 

 

気密工法について

気密工法は「断熱」「気密」を組み合わせた住宅で、断熱材や気密シートで家全体を包み込みます。
「断熱」・・・床下、壁、天井に断熱材を充填する。家の中と外の環境を分け、熱が伝わるのを少なくする
「気密」・・・家の隙間をできるだけ無くし、家の中と外の空気の交わりを無くす

~高気密、高断熱住宅のメリットは~
● 冷暖房効率も良くなり、温度の変動も少なく、体への負担も少ない室内環境になります。ヒートショック対策にも有効です
● 家の中の温度差が小さくなることで結露しにくくなり、住宅が長持ちする
● 温暖化の原因となるCO2排出量も削減
● 壁体通気を抑制し断熱性能の低下を防止する
● 計画換気の性能保持
● 音が外に漏れにくい

これからの季節でしたら、湿度の高い空気や真夏の熱風などの不快な空気の侵入を防ぐ事ができます。
反対に、隙間から室内の快適な空気が外に逃げるのも防いでくれます。

施工中の現場ブログにもアップしております「桂坂の家」は気密工法で施工しています。https://www.takeuchi-kyoto.jp/update/blog/4088/ 

気密は断熱材グラスウールに気密シートを貼って取っておりますが、外壁の面材(ダイライト)のジョイント部にも気密テープを貼りました。サッシがついた状態でどの程度の気密があるか先日気密検査を行いました。

                                            

写真の装置を使って測定です。

サッシはしっかり閉めて

これから木製建具が付く窓は空気が外に出ないようにしっかり閉じます。そして空気がどの部分から外に漏れているかを調べます。目で見ることは出来ないのですが空気の流れは感じる事が出来ます。サッシ部の場合はその製品の気密性能によりますが木部の取り合い、外部に繋がっている排水口などの場合はもう一度テープをはり直したり、簡易ウレタン断熱材を吹きつけたりします。

試験の結果はc値 0.65㎠/㎡でした!
C値というのは建物の面積に対してどれくらいの隙間があるかを写真の装置を使って測定したものです。(一般的に高気密仕様は 2.0㎠/㎡ 以下とされています)

竣工前にももう一度気密測定を行います。その頃は大きな木製の窓がついておりますので数値が気になるところです。