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京都市右京区「F邸新築工事」工事が始まりました。

「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。

京都市右京区嵯峨。愛宕山を望め、今も自然が色濃く残るこの地にて、「F邸新築工事」が始まりました。
周囲にはまだ畑などが残り、どこか懐かしい雰囲気のロケーションでの計画です。

住まい手さまは、現在は他府県にお住まいですが、京都とのご縁が深く、いつか京都で木の家を建てて暮らしたいという想いを長年あたためてこられました。
土地のご購入を機に、地域に根ざし実績のある工務店を探しておられた中で、私たち竹内工務店にお声がけいただき、
設計から施工まで一貫してお任せいただくこととなりました。

お問合せをいただいたのは一昨年のこと。
以来、対面やオンラインを通じて、打合せを重ね、想いをかたちにする準備を進めてまいりました。
F邸は、京都府産の木材をふんだんに使った木の家として計画しています。
耐震等級3、長期優良住宅に対応し、断熱性・気密性にも配慮した省エネ仕様の木の家を目指しています。
敷地は約200坪と広々としており、周辺の景観を守る「風致地区(第2種)」に指定された地域に建つことから、外観は和の趣を大切にした設計としています。
周囲の自然に溶け込む、落ち着きのある佇まいを目指しています。

着工前の4月に地鎮祭を執り行い工事の安全と無事を祈願いたしました。

現在、基礎工事が完了し、現場では建物の形やスケール感が感じられるようになりました。
建物の中心となるLDKは、南側に面した明るい18.6帖の空間。
庭を眺めながら過ごせるように配置され、開放感と心地よさを兼ね備えた住まいの中心になります。
キッチンはアイランド型を採用し、料理をしながら家族と自然に会話が生まれる設計です。
約6.1帖ものゆとりあるパントリーを設けて、機能性そして収納量も考慮しています。

玄関まわりは、和の設えを意識した落ち着きある空間。
玄関を入ると畳敷きの取次が迎え、廊下を進むと、坪庭の景を楽しめる設計となっています。
南北に延びる廊下は、住まいにやわらかな光と風を運ぶ、大切な通り道でもあります。
洗面室には2ボウルの広々とした洗面台を、浴室にはゆったりとしたバスルームを設けるなど、水まわりも快適性と機能性を両立させた計画です。

来月、7月初旬には上棟を予定しており、本格的な木工事が始まります。
住まい手さまと共に、京都の風土と木を生かした家づくりをこれからも丁寧に進めてまいります。
工事の進捗や現場の様子は、今後もこちらのブログで随時お伝えしてまいりますので、ぜひご覧ください。

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