京都市右京区嵯峨鳥居本で施工中の「T様邸新築工事」が7月下旬で竣工する予定です。お施主様のご厚意で完成見学会を7月18日(土)に開催予定をしております。
詳細が決定致しましたらお知らせにアップ致します。
現場ブログ
こちらからご覧下さい。
京都市右京区嵯峨鳥居本で施工中の「T様邸新築工事」が7月下旬で竣工する予定です。お施主様のご厚意で完成見学会を7月18日(土)に開催予定をしております。
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2020年6月22日発売の『住む。』2020年夏号 NO,74 に「K邸」が掲載されました。
特集「自然と向き合う家」 自然と向き合いながら暮らすお住まいや生活などについて特集されています。
先月に撮影に入らせていただきましたM様邸の店舗付き住宅の店舗の竣工写真が出来ましたので、ご紹介させていただきます。
撮影はスペースクリップの岡田さんです。
古い町家が残る京都二条城周辺。
周りの風景に溶け込む建物京町家で、というお施主様たってのご希望でした。
その中で正面は黒漆喰をお選びになり、それに合わせる柱や梁、また鎧貼りの腰板の色もサンプルを見ていただいて決めていただました。
伝統的な京町家の大和天井や真壁のような納まりの中に欧風のアンテークな家具と、
スペインから直接取り寄せられたタイルを合わせてお施主様のご希望のスタイルにされています。
こちらは店内のエントランスから続くワインセラーです。
スペインの様々なワインを置かれています。
そしてワインセラーの扉です。
施工中のブログでもご紹介させていただきましたこちらもスペインの古建具です。
サイズをこの扉に合わせて設計しました。
こちらは化粧室の洗面台です。水栓・タイル・鏡ともお店の雰囲気に合わせてお施主様がご選定されました。
内部の壁や木の色、タイルについてなどもたくさんご意見・ご希望をお伺いしながらたくさんご協力いただいて、
やっと3月の竣工、お店のオープンをしていただけました。
今回、アンティークの家具の合わせ方など内部空間についてもたくさん勉強させていただき、また木の家の空間の豊かさを改めて知ることが出来ました。
M様本当にありがとうございました。
過去の現場ブログはこちらをご覧下さい。
京都市中京区「M邸店舗付住宅~新築京町家~」店舗の撮影
京都市中京区「M邸店舗付住宅~新築京町家~」店舗の仕上げ
京都市中京区「M邸店舗付住宅~新築京町家~」店舗造作工事
京都市中京区「M邸店舗付住宅~新築京町家~」造作工事
京都市中京区「M邸店舗付住宅~新築京町家~」上棟
新型コロナウイルスの流行後には、様々な業界で新しい生活様式が推奨されています。
感染対策の一つとして最近話題になっているのが、テレワークです。
厚生労働省が感染しやすい環境を避けるために、テレワークを推奨したこともあり大企業から中小企業まで、色々な業種でテレワークの導入が検討されています。
住宅の建設現場は人手が必要となる場所でもありますが、このような場所では、どのように感染対策を行えば良いのでしょうか。
テレワークの導入を初めて検討している企業での対策方法について考えてみたいと思います。
テレワークとは情報通信技術という意味で、時間や場所には縛られずに働くという「離れた場所=テレ」と「働く=ワーク」を組み合わせて作られた言葉です。
インターネットを使って、オンラインで作業を行うようなイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。
一般的にはカメラやマイクを使用しながらの会議や、オフィスソフトなどを利用した事務作業などで利用されています。
もし、建設現場でテレワークを導入するのであればどのようなことに活用できるのでしょうか。
実際に住宅建設の作業を行うためには、それまでに必要な作業がたくさんあります。
例えば、クライアントとの打ち合わせや相談、作業計画の策定、図面の作成、様々な場所に提出する予定の書類作りや発注・見積もりなどの業務です。
住宅建設が終了するまでには、これらの業務に対してテレワークが活躍するかもしれません。
それでは、具体的にテレワーク対応を行っていきたいと考えている時にはどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
各行程について確認していきます。
住宅を購入する時には、不動産会社などを介して土地を購入する必要があります。
購入時の契約に関しては、責任者から文書を用いた説明を受けて契約を行います。
この時のやりとりも、テレワークを利用できそうです。
説明文書に関してはデータで送信し、質問の対応にはカメラやマイク、チャットなどのツールを利用するのも良さそうです。
最終的に必要な契約書の送付に関しては、郵送などを併用するのも良いかもしれません。
具体的にどのような住宅に住みたいのかを考える時には住む予定の家族の意見を取り入れてみると良いでしょう。
どうしても優先したい条件に関しては、施工業者との打ち合わせや設計の変更が必要です。
使用する素材や構造、設備の種類や壁紙の形状など、具体的な写真が必要な場面も多いことでしょう。
そんな時には、メールやWebを使用してデータを送受信する方法があります。
個人情報を保護するためにも、データを開く時に必要なパスワードを別に準備するのが良いでしょう。
図面を小まめに修正しなければならない時には、ビジネスツールを利用してアップロードするデータを最新のものにしておくと便利です。
住宅を建築するには、実際に建築工事を行う施工業者が必要です。
施工業者との業務で、テレワークを導入したい時にはどうすれば良いのでしょうか。
忙しい現場では、小まめに進捗状況を確認することでストレスを与えがちです。
今日はどこまで進んだのか、柱は何本立てられたのか、というような説明しにくい内容に関して確認する作業をすることはあまりおすすめできません。
日々の状況確認が重要だと考える方もいるでしょうが、テレワークを導入したばかりでは、操作などに不慣れなこともあるでしょう。
例えば、進捗状況の報告には「ここまでできたら報告する」、「1~2週間程度のスパンで考える」などはどうでしょうか。
文書や説明書を作るのが現場で負担になるのであれば写真を撮影して送信してもらうという方法もあります。
住宅の施工に関しては、どのような方法であっても工事業者に対する長期的な信頼が必要になります。
今までの信頼関係がダメにならないように、テレワークの導入前に、相手に対してどこまでなら対応できるのかを確認しておくようにしましょう。
テレワークが一般的になりつつある現代社会では、現場を管理することに、実際に足を運ぶ必要はないかもしれません。
インターネットを利用して、遠隔管理できるのであれば効率的に業務を進められる可能性もあります。
ただし、年齢やPC操作のスキルなどによってもバラつきがあることを理解して、誰にでも使いやすい環境を構築するべきでしょう。
誤った方法でテレワークを導入した時には生産性が予想よりも上がらない、もしくは下がったということがあるかもしれません。
そんなことが起こった時には、誰でも簡単に使いやすいシステムかどうかを一度考え直してみると良いかもしれません。
新型コロナウイルスの流行をきっかけにして、誰もが生産性を向上できるような働きやすい社会にしていきたいものです。
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インターンシップについて
住宅プランの設計者は
ノートルダム寺院と首里城の火災と復元計画
前回の基礎配筋検査は、設計事務所さん及び住宅瑕疵担保保険の検査とも無事合格致しました。
今回はお住まいにお使いになられる木材の検査のため、お施主様と設計事務所さんと和歌山県の山長商店さんまで行ってまいりました。
2年程前にも見学に同行させていただきましたが、今回も木材検査の前に山へ行き、伐採作業を見学させていただきました。
前半の山編をご紹介いたします。
少し見えにくいのですが、山から伐り出した木をワイヤーを使って下ろしてきます。
ワイヤーはこの太さです。
これを山から山へと人が登り降りして人力でかけるのです。
これくらいの谷でも向こうの山までなんと2時間ほどで登り降りされるそうです。
写真では分かりにくいのですが、かなりの急勾配です。
チェーンソーの付いた特殊なユンボです。
山から伐り出した原木の枝をはらい、トラックに乗る長さに切り分けます。
右奥のサツマイモの皮のように少し赤紫色のものが桧で、手前の茶色い方が杉です。
樹齢が50~100年程度のものだそうです。
伐採が終われば今度は植林をされて、また山を整備されています。
苗木を購入して植林されることが多い人工林ですが、ここでは種から2年程苗まで育て、そのなかから選抜して良い苗を植えられるそうです。
苗も適材適所に植えないと同じ樹齢でも大きさが違ったり、癖があるものが育ったりすることもあるそうで、植える場所にもこだわって育てられているそうです。
この林でおおよそ80~100年の樹齢だそうです。
先ほどの植林についての話のように同じくらいの樹齢でも、太いもの細いものどちらもあるのがよく分かります。
今回使用させていただきます山長商店さんの伐採方法や原木の管理の仕方も実際に見学でき、大変勉強になりました。
このような機会をいただけたことお施主様にも大変感謝致します。
過去の現場ブログはこちらをご覧下さい。
京都市「紫野の家~M様邸新築工事~」基礎配筋検査など
京都市「紫野の家~M様邸新築工事~」地鎮祭