平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
年末年始休業を下記期間とさせていただきます。
お客様には何かとご不便をおかけ致します。何卒ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。
令和4年12月30日(金)~令和5年1月5日(木)
【お問い合わせについて】
休業期間中ホームページ、メールからのお問い合わせは受付しておりますが、返信につきましては1月6日(金)より順次対応させていただきます。何卒宜しくお願い申し上げます。
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「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
京都市東山区「料理研究所武田カフェ新築工事」は外壁、内壁ともに漆喰を仕上げに使用しています。
漆喰は白くて美しい意匠性があり、防火性にも優れています。
時間が経つにつれ、どんどん硬化し、耐久性が良く、外壁に使用しても何十年も持つ自然素材です。
原料は消石灰(石灰石から作られる白い粉で、昔はグランドのライン引きなどにもつかわれていました)、スサ、弼です。
消石灰はアルカリ性なので、殺菌効果が高く、カビも生えにくい素材です。
今回の工事では白い漆喰と、砂入りの漆喰の2種類を仕上げに使用しています。
基本の原料は同じですが、砂入り漆喰は微塵砂(黒っぽい砂)が入っていて、独特の色、風合いがあります。
白い漆喰を塗った内壁は、明るい印象で、漆喰ならではの滑らかさが感じられます。
砂入り漆喰を塗った内壁は、少しグレーがかった色味で、光の加減で独特の濃淡が感じられます。
白い漆喰も美しいですが、砂入り漆喰には白とは違ったニュアンスがあり、こちらも素敵な仕上がりになっています。
漆喰の下地はザラザラとした質感の石膏プラスターです。
凹凸がある方が、仕上げの漆喰の密着性が良く、剥がれにくくなります。
一度目が乾ききらないうちに、2回目、3回目を塗り重ねていきます。
乾ききらない間に塗り重ねないと、割れが起こりやすくなってしまします。
2階の大きな壁面を、職人さん二人で順序良く塗り重ねていきます。
2階部分は壁面、天井面ともに砂入り漆喰が使われています。
外壁は奥行が約10メートル、目地のない大きな面です。
滑らかで一体感のある仕上がりになるように、
4人の職人さんが同時に塗り重ね完成した外壁です。
手間と時間がかかりますが、漆喰が持つ風合いがあり、耐久性もあり、経年変化で味わい深くなる素材です。
京都の街並みに調和した和の風格が感じられる外観になっています。
京都市東山区「料理研究所武田カフェ新築工事」のブログ記事はこちらをご覧ください。
京都市東山区「料理研究所武田カフェ新築工事」小瓦の屋根と弁柄塗装
京都市東山区「料理研究所武田カフェ新築工事」外壁の内張工法
京都市東山区「料理研究所武田カフェ新築工事」~上棟しました~
京都市東山区「料理研究所武田カフェ新築工事」~構造材を手刻みで加工しています~
今回にブログに関連したコラムはこちらをご覧ください
漆喰壁ついて
「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店ブログです。
京都市山科区、森に囲まれた古民家「春秋山荘」でリノベーションをしています。
約40年前に、湖北から移築された茅葺民家で、築年数は約150年と伝えられています。
40年の間に様々な使われ方がされてきた「春秋山荘」ですが、ここ数年はあまり使われていない状態が続いていました。
数年前に「春秋山荘-たけのこ山の家」として活用されることになり、少しづつリノベーション工事を進めています。
リノベーション後、コンサート、ワークショップ、ギャラリースペースとして、地域の皆さんの文化交流の場として使われる予定です。
また、周辺の山は、幼稚園、こども園の園児さんが野外遊び場として使われていることもあり、「春秋山荘」は、園児さんの活動拠点にもなります。
広々とした土間は、伝統的な古民家の梁材などが見える空間になっています。
土間を上がるとメインのホールとして使用する板間があります。
この大空間を暖めるため、土間部分に薪ストーブを設置します。
薪ストーブは、真っすぐ上に煙突を伸ばし外に煙を出す場合が多いのですが、
「春秋山荘」は茅葺屋根の建物なので、煙突から煙をそのまま排気すると、煤(すす)や廃棄熱による火災の問題があります。
そこで、今回は薪を燃やした時に出る、煤に水分噴霧し凝固させ、排出する装置を取り付けています。
細い径のパイプはストーブに近い位置に取付ます。こちらはパイプ自体が熱くなり、部屋を暖めるのに一役買いますが、可燃物からの距離は40cm離さないといけません。
太い径のパイプは、断熱材が巻いてあります。こちらは可燃物から12.5cm距離が必要です。
こちらは外部に設置する除去装置です。
この装置の中で煙は冷却され、水蒸気となって排気されます。
ピザ窯などを置いているお店では導入事例が多いそうですが、
薪ストーブでは珍しい工事だそうです。
設置の際は電気工事、給水の工事も必要になります。
薪ストーブ屋さんの試行錯誤の末、煙除去装置の組み立てが完了しました。
今回の記事に関連したコラムはこちらをご覧ください。
薪ストーブとペレットストーブ
山の木と副産物
「京都の木の家」「注文住宅」の竹内工務店のブログです。
9月に地鎮祭を行いました注文建築のシン京町家です,10月の末に着工しました。
今月初旬に配筋検査があり,設計事務所さんと住宅瑕疵担保保険の検査さん,
お施主様もお時間を作っていただきまして検査にご参加下さいました!
写真奥に写ります設計事務所の担当の方が図面と照らし合わせて防湿シートのめくれ、重ね幅、鉄筋のサイズやピッチ、型枠との離れ具合、アンカーボルト・ホールダウンの位置や本数などを念入りにチェックされています。
こちらは検査を受ける前に管理の記録として状況写真を撮影したものになります。細かな記録を残すことで今後のメンテナンスにも活かせる様に心がけています。
今回は基礎の立ち上りとスラブのコンクリートを1回で仕上げる基礎になります。施工の技術が2回打設よりも必要な工法ですが、コンクリートの打ち放しが化粧と出来る程綺麗な基礎になる点、
打ち継ぎ部が少ない点で白蟻の侵入リスクを減らせるなどのメリットがあります。
コンクリートのスランプ試験14.5cmと結果良好です。
2週間ほど職人さんが毎日入られる日が続き先週末に型枠をバラシました。
穏やかな養生期間です。建て方まで待ち遠しいです。
以前のブログはこちらをご覧下さい。
京都市右京区 「シン京町家」 地鎮際
新しく住宅を建てたいと考えたとき又、住宅の改築や改装のリノベーションの依頼先としては、どこに依頼をするか迷われるかもしれませんが、従来のお付き合いのある工務店が
ある場合には、そこに依頼をされると思います。
が、知り合いなどがない場合にどこに相談をしていいのか迷われるかもしれません。
工事の内容によっても依頼先が変わるかもしれません。
又、相談先としていろいろな選択肢(工務店等)があります。
住宅業界の将来を予想してみると、国内の人口減少に合わせて、新築戸建住宅だけで事業を継続するのが難しく、住宅の分野では多くのメーカーによりさまざまな事業が展開されています。
これは工務店においても同様です。
工務店における事業といえば、中古住宅の購入やリフォームなどの住宅分野、不動産業界などが関連業種といえます。
また大手企業の場合には通信、ロボット、農業、発電などの事業を展開しているところもあります。
多くの工務店があっても仕事内容は一律のものではなく、各工務店において多種多様なのです。
一例を下記に挙げています。
社長の他に数名程度の社員から10数名位の規模のイメージの比較的小規模経営の工務店です。
代表者の顔が見えて、気軽に頼みやすく、地域密着、近所にある工務店というイメージです。
代表者の考え方が、即仕事内容に表れています。
個々の町の工務店は、規模、仕事内容や経営手法もいろいろです。
着工数も多く、モデルハウスや住宅展示場など積極的に営業しているような工務店です。
支店や営業所を本社近くの県に作ることも多く、広い範囲で工事を請け負う場合もあります。
フランチャイズとして加盟した工務店は、本社が開発した工法や規格を利用して施工します。本部が仕入れた建築資材を利用できるためコストが抑えられ、技術や経営などについても幅広く相談できるのは大きなメリットといえるでしょう。
工務店によっては、複数のフランチャイズに加盟することで、幅広いデザインや工法の家づくりを実現しているところもあります。
(但しフランチャイズへの加入費用は、経費を増幅させています)
総合家電商品を扱う量販店が、行っているリフォームや塗装や内装等を施工する建築の専門業者が経営するリフォーム業。
屋根や塗装、内装、エクステリア、など工事種別に特徴があり、家電量販店は設備機器類を伴うリフォームが特徴。
不動産業から建築のリノベーション工事を請け負うこともある。
このように、それぞれの形態で強みは異なります。
もし住宅建築で工務店を利用してみようと思ったときには、工務店の特徴を考えてみるとよいでしょう。
みなさまは、工務店についてどのようなイメージを持っていますか。
工務店の特徴や強みにはさまざまなものがあることを紹介しましたが、利用者の目的や方法などもバラエティーに富んでいます。
修理や点検、定期的なメンテナンス、新築や分譲の販売購入、介護用のリフォームなど住宅についての悩みはつきません。
とくに独立・結婚・出産・介護などの影響があるときには、住民のライフスタイルの変化によって求められる住宅の内容は異なるでしょう。
地域密着の工務店は、住まい手の環境の変化に対して、柔軟に対応することができます。
しかし、工務店の代表者の仕事に関する考え方が、施主に対する対応や仕事の質を左右します。
各工務店で特徴がありますが、対応や技術力、工事内容、品質や経営内容の差にばらつきがかなりあります。
自分にあった工務店を探すときには、地域における評判を参考にしてみましょう。
地元密着型の工務店は、紹介や口コミによる営業を得意としているため、さまざまな評判を得られるはずです。
実際の仕上がりについて、自分の目で確認してみたいときには、ぜひ工務店が主催している見学会に参加してみましょう。
見学会では、工務店ごとに異なる特徴を持っていてデザインや、住まいの提案などと共に又、仕様や機能、使われている素材等の仕上がりを確認できます。
また工務店の担当者から、工法や工期、価格や自社の建物の特徴などについて詳しい説明を聞かれると不安をなくすことにつながります。
もし具体的なプランやイメージがあるときには、見学会で担当者に直接尋ねてみましょう。どの程度まで対応できるのか、どのような方法があるのかなど、質問内容について事前にまとめておくとよいでしょう。
お住まいの近くにある工務店は、均一的な建築を優先しているようなハウスメーカーに比べると、住まいに関するさまざまな悩みに柔軟に対応しやすいといえます。
とくに子どもや孫世代にまで住まいを残したいと考えているときには、定期的なメンテナンスに対応できる工務店を選びましょう。
また見積もりや工事をスムーズに進めたいときには、住まいの建築とメンテナンスを同じ工務店に依頼すると便利です。
私たち竹内工務店は、地産地消の「京の木で家づくり」と「地域になくてはならない工務店」を理念として、住まい手に寄り添う家づくり・住まいづくりを目指しています。
施主と長い付き合いになる工務店だからこそ、信頼できる近場の工務店としてパートナーに選んでいただけるよう努めています。