大阪府高槻市「S邸新築工事」を施工事例に掲載しました。
プライバシーと採光に配慮し、2階にリビングを設けた新築注文住宅です。
1階は土間部分を広くとり、玄関から行き来できる土間続きの作業室を設けました。
外観の和のイメージを大切にし、随所に和を感じる素材を取り入れたお住まいになっています。
ぜひ施工事例にてご覧ください。
施工事例はこちら大阪府高槻市「S邸新築工事」
大阪府高槻市「S邸新築工事」を施工事例に掲載しました。
プライバシーと採光に配慮し、2階にリビングを設けた新築注文住宅です。
1階は土間部分を広くとり、玄関から行き来できる土間続きの作業室を設けました。
外観の和のイメージを大切にし、随所に和を感じる素材を取り入れたお住まいになっています。
ぜひ施工事例にてご覧ください。
施工事例はこちら大阪府高槻市「S邸新築工事」
京都市北区S邸 ギャラリーのある家新築工事、先日建て方が行われ、上棟しました。
当日は朝から工場であらかじめプレカットで加工された材が現場に入り、大工さん総勢5人とレッカー車での建て方が始まりました。
前日にあらかじめ据え付けた土台の上に、1階の柱を建て、順に2階、屋根部分と、1日で上棟することが出来ました。
構造材のほとんどは京都府内産の木材です。土台、柱は桧材、梁や桁は杉材です。
ギャラリーの吹き抜け部分の桁は化粧で表しになる部分なので、あらかじめ養生しています。
その化粧梁は、柱の上のほぞに差し込むような形で檜柱の上に落とし込んで組み込んでゆきます。
吹き抜け中央の梁の下には構造を負担する化粧材として北山みがき丸太を使用しています。
1階の材に続き、プレカット材が現場に到着し、
重量のある構造材を、レッカーで吊り込み上部から運び入れます。
途中、柱、梁を組んでいきたち(垂直)を確認します。
柱は120mm角、梁、桁巾も120mmと、少し大きめの木材を使用しています。
当日中に無事上棟し、同日に上棟式をさせていただきました。
これまで工事が無事に進んできたことを感謝し、これから約半年間、竣工にむけ工事の安全と成功を祈願しました。
過去の現場ブログはこちらをご覧ください
京都市北区S邸 ギャラリーのある家新築工事 基礎工事
京都市右京区「Y邸新築工事」がこの度完成し、お施主様のご厚意で完成見学会を開催する運びとなりました。
焼き杉板の外壁に平板瓦の屋根で素朴さとモダンさを併せ持つ印象の建物になっています。
内装の左官部分はDIYを取り入れ、お施主様自ら施工されました。
周囲の緑を窓から楽しめる気持ちの良い木の空間を是非この機会にご体感下さい。
コロナ感染拡大防止の対策としまして完全事前ご予約制とさせていただきます。また一組様ご見学時間を1時間とさせていただいております。
こちらの見学会は終了致しました。
ご来場下さったお客様ありがとうございます。
日時 令和3年7月24日(土)10時~・11時~・12時~・13時~・14時~・15時~(ご予約の状況によりましてご希望の時間帯に添えない場合はご了承下さい。)
見学会会場 京都市右京区(詳細住所、地図はお申し込み後に折り返しご連絡致します。)
申し込み締め切り 令和3年7月23日(金)17時まで
下記フォームに必要事項をご入力の上送信して下さい。
最近、日本でも中高層ビルを木造で施工されたという記事を見にする機会が増えました。
海外では、少し前から木造のビルが数多く建設されているという記事を目にします。
一昨年に欧州(スイス、ドイツ)にエコ建築や中高層の木造建築の事例を見に研修に行きました。
主催はエコ建材商社の株式会社イケダコーポレーションのエコバウツアー(エコと建築)、コーディネーターは、シャウハウゼン在住環境ジャーナリストの滝川薫さん。
また、滝川さんはMIT Energy Vision社の共同代表でもあり、環境、エネルギー、省エネ、エコ建築など持続可能な地域づくりをテーマに活動されていて、彼女の知識の豊富さ、見識の深さがこのツアーの肝です。
今回は、その研修ツアーでの学んだことを列記してみます。
ビルを木造で計画・施工するといっても種類は様々な様式があります。
海外で活躍されている日本人建築家の坂茂氏の設計されている三次元でのBIMで設計した材を加工し、建設するフリーフォーム。
1990年代から現代木構造として使われているプレハブ(木造)工法、マッシブCLT、マッシブホルツ(ダボ工法)、HB(ハイブリッド)工法(床版などがRC造)、ユニット工法(工場組立)などその他の工法も多種あるようですが、木造ビルの先進国では、様々な形で木造ビルが建てられています。
15階建て高さ60Mの木造ビルがスイス・ズールシュトッフィ地区(*地元デベロッパーによるハイエンド客向けの開発—造成から購入)に木造での最高の高さを持つビルが建っています。
またその近辺にも建設中の木造ビル群があります。
*ズールシュトッフィ不動産による地区開発
開発規模10ha、住民5,500名、内3,000名企業人、大学生2,500名、分譲住宅建設、学生寄宿舎等、事業規模1,100億円の大プロジェクト。
エコ、カーボンフリーをテーマに職住近接を目指しインフラを整備し、エネルギーコンセプトは暖冷ゼロエネルギーを目指す。
外観を見てみると木造ビルには見えませんが、内部に入ると柱、梁に木造の大断面が見えてきます。
柱材は、高層建築部分においては強度が必要なため広葉樹のブナ材の集成材が使用されています。(強度が必要でない部分は、モミ材、スプルース材が使用されています)
梁材は、現地に多いモミ材(針葉樹)です。
それらの柱、梁材が金属プレートで固定して接続されています。
スラブは厚さ14cm、3m×5.7mの工場制作PCパネル(内部設備配管有りコンクリート製)で、畳敷きのような敷き方で現場施工がなされています。
この木造HB(ハイブリッド)工法は、おおよそ10年前に開発され、様々な所で施工されているとのことです。
日本では、防火の基準が非常に厳しく欧州のようなわけにはいきません。
また、日本で木造ビルといえばCLTが幅を利かせていますが、欧州では、CLTは東欧州の人件費の安いところで制作されていて、この構造が主流ではなく選択肢のひとつであるとのことです。
京都府長岡京市T様邸新築工事の現場です。
前回ご紹介した基礎が完成し、現場では建て方が進んでいます。
T邸は1階にビルトインガレージのある3階建てのお住まいで、SE構法を採用しています。
SE構法では、建て方までに、SE構法独自の金物の取り付けが必要になります。
少しでも金物の取り付け位置が違うと、建物が建たなくなってしまうので、この作業がとても重要です。
柱にSE金物を取り付け、梁を渡していきます。
大開口を実現するため、手前の一番大きな柱は断面が360mm×240mmもあります。
梁成も一番大きな部分は500mmと断面の大きな材料を使用しています。
構造躯体には構造用集成材を使用し、断面の大きな材はオオシュウアカマツ、小さな材はヒノキです。
在来木造では、基礎と連結した土台を介して柱を取り付けますが、
SE構法では、「柱脚金物」という特殊な金物で、基礎と柱を直接連結させます。
柱の面に梁受け金物を取り付け、梁を落とし込み、ドリフトピンを打ち込んで接合します。
3階建て、最高高さ9.9mの建物は近くで見ると迫力があります。
今月中旬には上棟式を予定しています。
以前の現場ブログはこちらをご覧ください。
「京都府長岡京市T様邸新築工事」着工しました。
「京都府長岡京市T様邸新築工事」 SE構法でプランニング進行中です