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桂の家・平成の京町家完成

桂の家・「平成の京町家」 完成

昨年建物を施工していた桂の家・平成の京町家が外構工事・造園工事を終了しました。既存の石垣や樹木は一部そのままで使用していますが、南側の駐車場側の外構や造園は新たに和風の庭に生まれ変わりました。建物の工事は、昨年に完了してお引渡をおえていたのですが、建物廻りの外構工事・造園工事を残していました。建物は、廻りの植木や造園をすることで一段と建物が映えてきます。この度の住まいは、長年来ここにお住まいの建て主さんが、新しく和風の家を建てたいというご希望をお持ちでそれが実現した建物です。

又この建物は、平成の京町家として申請し認定された建物です。京都市の推奨する従来の京町家の持つ良さ(通風や採光、使い勝手)と省エネ、耐震構造の性能をあげてプラスした現代の京町家を「平成の京町家」と呼び認定をしています。後、構造材や造作材のほとんどを京都市の地域産材を使用しています。一部内部の洗面カウンタ―等は、色のあるブビンガ等の広葉樹を使っています。外観は、木の素材をふんだん使用した格子や花台、ぬれ縁、一文字瓦の和瓦等、和のテイストで表現しています。プラン自体はお客様がご希望のプランを弊社でお聞きし建築の専門的なアドバイスを加味して作成しました。当初より弊社の木楽の家(木の家)仕様の現場 見学会にもご参加いただき実物の建物をご覧いただいていたので建物仕様やプランニングの詳細についてはご了解いただいていました。

特に平成の京町家の申請においても風の通りの確保を少し検討したくらいでおおきな変更はなしでこのプランで通りました。結果、打合せを何度も重ねて熟考されて出来上がったプランで作られた建物は、建主様の思った以上の物に仕上がったと喜んでいただいています。

桂の家 外観1
桂の家 外観2

 

 

木材市場の競市にて

昨年末以来木材の競市に行けなかったので(次の仕事のなかで探している材が市にでているとの情報も入り)仕事のスケジュールを組んで久々に先週の11日に岐阜の平野木材、そして昨日岐阜銘協へと行ってきました。

京都で木の家・地域産材の桧や杉の無垢材を使った家を竹内工務店は建てているわけですが、その建物の空間や内装に杉や桧の無垢の木を使っています。階段も無垢材(桧材や松材、欅、桜、楓、樺等々)を使っています。が、木の家の建物に合う家具が案外少なく、あっても値段がかなり高額なのが実情です。家を建てていただいた後で、家具の予算があまりとれない場合が多々あります。そういう時に既成の手頃な家具を探しますが、なかなか合う物が少ないのです。そういう時は建て主も施工者の私たちも非常に困ります。デザインもそうですが、既成の家具材の質感が建物の無垢材の内装と質感が違うことです。建物においてもバランスが大事なのですが、木の家の無垢材の内装に囲まれた空間の中で既成の家具が浮いてしまって調和しないのです。古い梁が化粧で天井に納まる古い町家の改装をさせていただいたときに、弊社の大工さんが無垢の木で小さな家具(欅材の無垢板のサイドボード)を作ったのを建て主が非常に喜んでくださったことと、施工者としても建物と家具がうまく納まった形でお住まいとしてお使いいただけることがうれしくて、自社で大工さんが作る家具(広葉樹のテーブル等)づくりが始まりました。その時は、出入りの材木屋さん紹介の銘木屋さんを梯子をしながらいろんな材を見せてもらって材を調達したのですが、その材の高いことと一から材を探す手間が大変だと気づきました。そして木の家に合う無垢材を手頃に得られる方法を探り、その結果競市にていい材を手頃に手に入れられることを見つけました。木材競市に通うようになり10年くらいになるのですが、材の豊富な市場で改めて木の魅力にみせられて木材市場に通いつづけることになりました。そしていろんな材、広葉樹(の持つ魅力)を家具以外にも住まいの中のアクセントとして使用することが、住まいを引き立てることにもなり施主や設計者に喜んでいただけます。現在、嵯峨の倉庫だけでおききれず京北の倉庫に倉庫棟を建てそこも満杯になっています。倉庫の材は次の仕事に使われる材として出番をまっています。

岐阜銘協1
岐阜銘協2
岐阜銘協3
ケヤキテーブル用材購入
平野木材

宮川町の家・京町家リノベーション完成

2017.5.2

宮川町の家・京町家リノベーション完成

 

昨年来建物の改築工事をしていた宮川町の家・京町家リノベーションが完了し引渡をしました。

建物の工事は、昨年から本格的な揚げ前工事をして建物の傾きや床の高さの調整を済ませて内装工事に入っていました。

元の建物は宮川町という場所がら、お茶屋さんを営業されていたお店で、和室の続き部屋と和室の小部屋がとられている典型的な京町家の様式を持った建物でした。

京町家の粋が丸窓、下地窓や欄間の竹飾り、床柱や栃の縮み杢をもつ地板、襖柄等各和室の随所に見られ、全体的に遊び心のある設えとなっていました。

これらの特徴や良さを活かして、内装とくに左官の聚落壁塗を塗り替えて、木製建具は一部ペアガラスを入れるなりと機能的にも使い易くするのと、古建具を新しく組込み、古びた京町家の風情を保ちつつ全体の調和を計っています。

又施主のご要望で、玄関下駄箱の天板や和室の飾板には新しく桜の天板やケヤキの天板等の無垢材を使ってこの京町家リノベーション工事を完成しました。

通りの風情にもなっていた古い建物が、新しくよみがえったと近隣の方からも喜ばれています。

 

玄関と下駄箱

 

玄関脇 和室

 

1F 和室

 

シャワールーム
2F 和室
床柱と飾り束

 

 

(建築中)O邸 建て方、上棟

O邸の工事も基礎工事が完了して、上棟にむけて土台伏せをしています。土台は、桧の4寸角材です。桧材には防蟻・防腐効果があります。(ヒバ材も同様ですが、)関西では桧材が豊富にあるので桧材を使います。

土台下には基礎パッキンを敷き、床下の通気を確保しています。

あらかじめ工場で加工された材(柱、梁材等)が現場に搬入され積まれています。

そしていよいよ建て方開始です。レッカー車で梁を吊り、1階の柱と梁を組立ててゆきます。そして次に2階の柱、梁組そして小屋組(束たて、母屋)ここで棟木(水平材)をおさめ棟上げ(上棟)となります。

後、上棟式へと移ります。祭壇を設け上棟の祭礼をし、直会へと移ります。

今まで基礎工事や一部配管工事をしていた人たちが現場で仕事をしていましたが、これからは大工職人をはじめとする大勢の人達が、現場で仕事をしてゆきます。この棟上げの場が、初めて大工さんとお施主さんとが顔を会わせる機会となります。工事関係者一同、工事の安全を祈って、各自がこのお仕事を精一杯やらせていただくことを誓い、この建物が工期通りにいい建物に仕上がることをお祈りし無事上棟式を終了しました。

RCベタ 基礎完了

建て方1

建て方2

建て方完了

上棟式

 

 

 

 

宮川町の隠れ家 完成

 

昨年施工していた宮川町の隠れ家が完成しました。(昨年の暮れですが)

新築町家で小さなお住まいですが、上質な空間とともに素材を選び丁寧に作られています。

1階のDKは、杉の一枚ものの無垢板をL型に取付けて大勢のお客様のご対応を想定しての一部屋として計画されています。

キッチンも大工造作の造り付けキッチンです。杉の一枚板を加工した扉が

木目がとおり秀逸です。

2階はロフトを含む寝室となっています。

特別なときのロフトの空間があるのも何かと便利です。

 

1階L型カウンター

 

 

キッチン収納

2階ごろんぼ(太鼓梁)とロフト